コラーゲンの効果・口コミの不毛な論争の結論⇒『美肌効果なし!』

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コラーゲンの効果・口コミの不毛な論争の結論⇒『効果なし!』一般的に美肌効果があるとされるコラーゲンですが、大分前から「コラーゲンを摂っても意味がない」という意見が専門家の中でも定説となりました。

しかし、それでも「いや、美肌効果はある!」という意見や、「低分子コラーゲンの商品なら大丈夫!」と謳い、低分子コラーゲンなるものを用いた商品が現れています。

「結局どちらが正しいのか?」ということをそれぞれの意見をまとめた上で、客観的に判断しました。

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コラーゲンの二転三転した論争

コラーゲンの効果をめぐって、
「美肌効果有りor無し」という論争があります。

この論争の経緯として、

1、コラーゲンを食べると美肌効果がある
ということが一般的に言われており、
美に敏感な女性を中心に、コラーゲンを含む料理が好まれる傾向にあります。

しかし!

2、コラーゲンを摂っても意味がない
というような事が化学的根拠と共に唱えられ、
識者の間では“効果なし”というのが常識とされている傾向にあります。

しかし!

3、いいや!実は効果はある
という事が最近言われており、
実験により美肌効果が現れたいう報告がニュースにもなっています。

これらのようなコラーゲンの効果の有無について、ネット上には様々な意見があるのですが、
情報が煩雑化しており中々要点がつかめないと思うので、今回要点をまとめてみて、
その上で客観的にコラーゲンの効果について考察します。

ちなみに、あらかじめ結論から言うと、
「コラーゲンはわずかながら美肌効果はありそうだが、本来言われている程の効果は得られない」
という結論です。

では、コラーゲンの効果に関する以下の1~3について、
順番にそれぞれの詳細を見ていきましょう。

1、コラーゲンを食べると美肌効果がある
2、コラーゲンを摂っても意味がない
3、いいや!実は効果はある

1、コラーゲンを食べると美肌効果がある

コラーゲンとは、肌や骨、靭帯、軟骨など人体のあらゆる部位を構成するタンパク質の一種。

なのでコラーゲンが不足すると人体のあらゆる部位に影響を及ぼし、
もちろん肌荒れの原因ともなる。

逆にコラーゲンを十分補給することができれば、美肌等の効果が得られる。

つまり・・・
⇒コラーゲンを食べると美肌効果!!

これが事の発端です。

これに対する反論が以下のものです。

2、コラーゲンを摂っても意味がない

コラーゲンを摂取しても意味がないという根拠には2つの意見があります。

・『コラーゲン摂取→コラーゲン補給』とは限らない
・コラーゲンを補給できても肌に効果が及ぶとは限らない

『コラーゲン摂取→コラーゲン補給』とは限らない

コラーゲンは“タンパク質”です。

タンパク質は吸収される過程で、
アミノ酸に分解され、体内で再びタンパク質に作り直されます。

タンパク質A→アミノ酸→タンパク質B

しかし摂取したタンパク質が、
再び元のタンパク質に作り直されるとは限りません。

つまり、コラーゲンを摂取しても、
体内でコラーゲンが補給できるとは限らないのです。

しかも、元のコラーゲンに再生する量は確率的に極めてわずかという研究結果もあります。

コラーゲンを補給できても肌に効果が及ぶとは限らない

コラーゲンは、肌だけではなく体内のあらゆる部位を構成するタンパク質です。

なので、仮にコラーゲンを体内で作ることができても、
それが目当ての部位(顔など)で効果を発揮するとは限らないのです。

そして、これを受けての反論が以下の3です。

3、いいや!実は効果はある

『コラーゲンは効果がない』という反論に対する意見が主に以下の4つ。

・コラーゲンの一部はアミノ酸に分解されない
・低分子コラーゲンなら大丈夫
・実験で証明されている
・実際に『効果あり』の口コミが多数


コラーゲンの一部はアミノ酸までに分解されない

コラーゲンの一部はアミノ酸まで分解されず、
“コラーゲンペプチド”として体内で吸収される。

これにより間接的に、
コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの美肌効果をもたらすとされるものの生産を促す。

参考記事⇒たるみに効く コラーゲンのとり方|日本経済新聞

しかし、記事中には、

「肌の変化を示す客観的な数値は出なかったが、効果を実感している人が目立った。」

とあります。

こんな曖昧な実験結果では、
『コラーゲンが効果有り』と断言するほどの信ぴょう性は得られないですよね(^_^;)


■低分子コラーゲンなら大丈夫

最近では“低分子コラーゲン”を謳ったコラーゲンドリンクなどの商品が販売されている。

通常コラーゲンは分子量が10万~30万程なのに対し、
“低分子コラーゲン”は分子量が500や700といった大きさのため、
「吸収されやすい」という謳い文句。

この低分子コラーゲンのセールスとして、
「通常のコラーゲンは効果ない。」

「しかし、低分子コラーゲンは吸収されやすいから効果あり」
といった感じ。

確かに、分子量が小さいと吸収はされやすいでしょうけど、
コラーゲンが分解され、多くが違うたんぱく質になるため効果なし』
ということを覆す根拠ではないのです。

どちらにしろ分解されてアミノ酸になり異なるたんぱく質に再構成されるので、
低分子だからコラーゲンをそのまま吸収できるといったことではありません。


実験で証明されている

大阪大学美容医療学寄附講座と常盤薬品の共同研究として、
コラーゲンドリンクの有効性を示した実験のデータがある。

参照元⇒コラーゲンドリンク連用による美容への有効性を実証しました

1日1本のコラーゲンドリンクを飲むことを2ヶ月被験者に続けさせたところ、
肌のハリがよくなり、シワの本数が減ったという趣旨。

ちなみに寄附講座とは、、、
営利目的の研究が主軸ではないが、寄附者の意図を汲んだ研究内容が多い
(Wikipedia参照)

「コラーゲンドリンクが効果があるかどうかを実験で調べる」
というよりも、
「コラーゲンドリンクが効果があるというデータを取る」
といった感じでしょうね。

そもそもタンパク質が肌にいい事は分かっています。

タンパク質が不足すると肌荒れやシワなどの肌の不調につながりますし、
他の栄養素との兼ね合いもありますが、
タンパク質を十分量摂取するだけで多少なりとも美肌効果は見込めます。

問題は
「コラーゲンを摂取することで、体内でコラーゲンを効率的に補給できて美肌に効果的である」
これの真偽です。

タンパク質の摂取という観点だけで言えば、
“プロテイン”を飲むのが最も効率的で費用対効果(コスパ)もいいので、
わざわざコラーゲンを摂取する必要はありません。

せめて他のタンパク質を摂取した時との比較がないと意味がないのです。


実際に『効果あり』の口コミが多数

「難しいことはわからないけど、実際に『効果有り』の口コミをよく見かける。」
「自分を含めて周りに効果が見受けられる人がいる。」
⇒だからコラーゲンは効果があるはず!

ネット上での通販サイト、楽天やAmazonなどのレビュー・口コミにおいて、
「コラーゲンがたくさん入ったこの商品を飲んだら美肌になりました!」
といったような感想は確かによく見かけます。

中には楽天などは数万以上のレビューで絶賛されている商品も・・・。

しかし、これを鵜呑みにしていけません!

まず第一に、
▼明らかにサクラが存在するということ。

商品を悪く書いてメリットが生じる人より、
良く書くことでメリットが生じる人の方が遥かに多いですからね。

その事実だけで、顔も見れない人のレビューにあまり信憑性は無いですし、
一見、数万人の人が商品の効果を実感してレビューしているように見えますが、
よく見ると、同じユーザー名のレビューが多い場合がよくあります(笑)

そして次に、
▼プラシーボ効果(プラセボ効果)で効果があったと勘違い。

思い込みによる効果です。

人は、酔い止めの薬と騙してアメを舐めさせられることで酔いを止めたり、
筋トレでムキムキの自分をイメージすることで通常以上の効果を得たりします。

「そんな馬鹿な・・・」と思われるかもしれませんが、
人間の思い込みやイメージによる力は馬鹿にできません。

あと心理学的なもので『バンドワゴン効果』といったものが有り、
人は世間の多数の意見に流されやすいという事も要因だと考えられます。

タンパク質の摂取という意味では美肌効果が得られるのには間違いないので、
+になる事はあっても、-になることはまず無いと考えると、
わずかな効果でも実感できる人はそれなりにいるはずですしね。

まとめ

結局は、
・コラーゲンを摂取してもコラーゲンを補給できるとは限らない
・コラーゲンを補給できても肌に効果が及ぶとは限らない

この2つを翻す反論は無いのです。

前者についてはごまかしながら反論しているものも見られますが、
後者についての反論は1つも見られませんでした。

それでも何とかしてコラーゲン製品を売ろうと画策する企業は、
論点をずらして商品PRをしているのが現状というところでしょうか。

結論として、本来謳われるコラーゲンの効果に、
化学的根拠やちゃんとした実験データはありません。

タンパク質の摂取という意味では『美肌効果有り』と言えないこともないですが、
プロテインで摂取したほうが効率的です。

もっと言えば、バランスの良い食事と運動で事足ります。

それより、何よりもこのコラーゲン食品が信用できない理由として、
「ステマが多すぎる!」ということです。

『効果有り』というサイトのほとんど全てが、
最終的には商品を紹介して報酬を受ける事を目的としたステマのサイトやブログなのです。

あと、2013年12月現在、
ウィキペディアで『コラーゲン』のページの“美肌効果について”という項目があるのですが、

端的に言えば消費者の無知に付け込み、限りなく効果ゼロに近いインチキ商品を薬事法に引っかからないようバイブル商法で謳い販売しているのが現状である。

・・・らしいです(笑)

結局、現段階ではこれが最も客観的な判断として正しいように思えます。

引用元コラーゲン – Wikipedia

コラーゲンに限らず、
こんなことはダイエットや美容のジャンルではよくあることなんですけどね(^_^;)

ちなみにその代表格なのが酵素ダイエット。

詳しくはこちら
酵素ダイエットは効果なし!?痩せた口コミを徹底検証!
酵素ダイエットは効果なし!?痩せた口コミを徹底検証!

要は、本気で美肌を望むなら、
・バランスの良い食事(十分量のタンパク質やビタミン・脂質など)
・有酸素運動(ジョギング・ウォーキングなど)
・睡眠

これらをきちんとすることをおすすめします。

ただ、コラーゲンドリンクなどの商品ではなく、
豚足やコラーゲン鍋などのコラーゲン食品は美味しいものが多いので(私の主観ですが)
好きで食べる分にはデメリットはあまりないでしょう。

また、他にもダイエットや美容法・健康法などにおいて、
世間では普通に信じられていても信ぴょう性に乏しいものは山ほどあります。

そんなダイエットの誤った方法や健康・美容法をまとめました。
間違いだらけ!痩せないダイエットの方法&健康・美容の常識
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