ボクサーが教えるサウナスーツの効果|ダイエットには使ってはいけない理由

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この記事が読まれるのは
733回目です。

サウナスーツボクサーが減量のために行っていることがダイエットに効果的と思われることはよくあります。

しかし、減量とダイエットは目的が違うため、中にはそれが逆効果になることも珍しくありません。

サウナスーツもその一つです。

ダイエットでサウナスーツを使ってはいけない理由を今回詳しく解説していきます。

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Q「サウナスーツはダイエットに効果的ですか?」

サウナスーツで運動をするとダイエット効果はどれくらい上がりますか?

この種の質問はよくいただくのですが、
どうやら「ボクサーの減量に使われるサウナスーツがダイエット効果を高める」と思っている人は多いようです。

結論としては、以下のとおりです。

サウナスーツを着ると汗を効率的にかけるのでボクサーの減量には適しています。

しかし、一時的な体重減少効果しかないので、脂肪の減少には一切関係なく、ダイエットで使うにはデメリットのほうが大きいです。

特に運動の際にサウナスーツを着るとパフォーマンス、運動量が落ちてしまうので、快適な服装で運動を行って下さい。

なんでこの質問をする人が多いのかなと思っていたのですが、
『サウナスーツ ダイエット』で調べると、
サウナスーツを着て行うダイエットを推奨しているサイトが多いみたいですね。

正直に言うと、記事の内容はどれもツッコミどころ満載ですし、
「サウナスーツを着たことがないんだろうなぁ」というものや、
「そもそもダイエットをしたことがないのかな?」と思うものばかりでした。

そういう記事にありがちなのが、
『代謝』という言葉でごまかして、あたかも知識があるようにふるまうことです。

今回も、ただ発汗を促すだけのことなのに、
わざわざ「代謝UP」と表現して脂肪がよく燃えるかのように誇張していますね。

しかし、少し知識があればサウナスーツにダイエット効果がないことがわかると思いますし、
少なくともサウナスーツを愛用しているボクサーの中には、
ダイエットにサウナスーツをすすめる人はいないと思います。

今回、何故サウナスーツにダイエット効果がないのか、
サウナスーツを着るとどんなデメリットがあるのかを詳しく説明していきます。

サウナスーツは減量には最適だがダイエットには効果がない

私はボクシングの試合に出ていたころ、
数週間~1ヶ月で5、6Kg程減量をしていました。

実際に私も減量にはサウナスーツをよく使っていましたし、
私の周りの人もほとんどの人がサウナスーツ、またはそれに類似した厚手の服を着ていました。

やはりサウナスーツは減量には最適ですし、
それを否定する人はいないでしょう。

しかし、ダイエットに使えるかどうか問われると、
肯定するボクサーはまずいません。

何故なら、サウナスーツは汗をかいて水分を落とすことが目的であり、
脂肪を減らす目的で使うことはないからです。

そもそも、サウナスーツをすすめている人は、
減量とダイエットの違いを理解できていないのだと思います。

ボクサーの減量は、
まず脂肪を落とし、試合が近くなれば体内の水分を落とします。

脂肪を落とすためには水分が必要なので、
先に水分を落としてはいけないのです。

水分を落とす際にサウナスーツを着ますが、
脂肪を落とす際にサウナスーツを着ることはありません。

ダイエットの場合は、重要なのは水分を落とすことではなく、
脂肪を落とすことというのは言うまでもないですよね。

この点は抑えておきましょう。

ボクサーの減量にサウナスーツが最適だからと言って、
それがダイエットにそのまま当てはまるわけではないということを。

サウナスーツは発汗を促して体内の水分量を落とすのに効果があるから減量に効果的。
しかし、発汗は脂肪を落とすのに関係ないのでダイエットには使えないのです。

発汗とダイエットには関係がない

ランニングをしても汗をかかないのですが、ダイエット効果はあるのでしょうか?

このような質問もよく見るので、
もしかしたら、汗をかくことがダイエットに良いと思っている人がいるかもしれません。

サウナスーツを着ることで外部を遮断し熱を保ちますが、
体温を調整するために放熱の手段として汗をかきます。

このことが「代謝UP」と表現されるので、
ダイエットに効果的と思われているのだと思います。

そして、「代謝UP=脂肪燃焼効率UP」と考える人も多いみたいですが、
汗をかくことと脂肪が燃えることに何ら関係はありません。

ただ、確かにこの発汗のプロセスでカロリーを消費するのは事実です。

しかし、汗をかくことで消費するカロリーなんて、
運動で消費するカロリーと比べたらごく僅かなんです。

考えてもみて下さい。

夏の暑い中で行うランニングと、
冬の寒い中で行うランニングにカロリーに大きな違いがあるのか?

暑い部屋で汗をダラダラかくだけで痩せるのか?
(夏バテで食欲が落ちたら痩せるかもしれませんが)

もちろん答えはNOです。

同じ運動量なら、サウナスーツで汗を多くかく方がわずかに消費カロリーは高くなりますが、
サウナスーツを着ることで少しでも運動量が落ちるのであれば、
消費カロリーは少なくなります。

発汗のダイエット効果なんてその程度のものでしかありません。

サウナスーツを着て運動をするなんて、
“ダイエット効率を低下させ、熱中症や脱水症のリスクを高めるだけ”なので、
ただ無駄にきつい思いをするだけです。

有酸素運動で大事なのは継続なので、
長時間続けられるように快適な服装で行うのがベストなのです。

あとがき

以上、サウナスーツの効果について詳しく解説しました。

まとめると以下のとおりです。

サウナスーツは発汗による一時的な体重減少に効果があるのでボクサーに愛用されています。

しかし、発汗とダイエットはほぼ関係ありません。

サウナスーツを着て運動をするのは運動パフォーマンスを低下させ、熱中症や脱水症のリスクを高めるだけなので、運動の際は快適な服で行いましょう。

今回の記事もそうですが、
どうやらボクサーの減量とダイエットが同様のことのように思われている風潮にあります。

例えば、ボクサーが縄跳びを行うので、
縄跳びがダイエットに効果的と思っている人も多いですね。

このことについて詳しくまとめたので、こちらも是非ご覧ください。

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