ダイエットの基礎知識

ダイエット中に食べてもOK!低カロリーで太らないお菓子・スイーツ

お菓子やスイーツを食後や3時のおやつとして食べる習慣がある人は珍しくないかと思います。

しかし、基本的にお菓子は高カロリーなものが多いので、太る原因になりやいですし、ダイエット中には厳禁です。

そこで今回、低カロリーで少量なら太らないお菓子・スイーツをご紹介します。

1.お菓子は食べないに越したことはない

今回はダイエット中に食べてもあまり支障がないお菓子をご紹介しますが、
決してお菓子を推奨しているのではありません。

基本的には“食べないに越したことはない”、ということを抑えておきましょう。

お菓子は通常の食事とは違い、栄養素的に不要なものばかりで、
その割に脂質を多く含んだ高カロリーのものが多いからです。

食事を我慢するのは健康や美容にマイナスになることが多いですが、
お菓子を我慢するのはダイエットにいいだけでなく、健康や美容にはむしろプラスになるのです。

また、お菓子は簡単に300Kcal~500Kcal程になるので、
これを我慢するだけでジョギング30分~1時間程度の効果があります。

お菓子を食べることで得られるのは、一時的な幸福感くらいなので、
そう考えると、お菓子は食べないに越したことはありません。

よく、
「お菓子を我慢するのはストレスになり、かえって太りやすい」
と言われることもあります。

しかし、これは甘えでしかないですよね。

お菓子を我慢するだけでダイエットに影響が出るほどストレスになるのなら、
食事を減らしたり運動をするのもストレスになるのでできません。

ダイエットはどういう方法でも少なからずストレスが生じるものですし、
お菓子を我慢するくらいなら生活や健康に支障が出ないのでストレスは軽いものですしね。

ただ、いきなりお菓子の習慣を断つのは難しい人も多いと思います。

そんな人はまずは低カロリーのものや腹持ちの良いものに変え、
徐々に減らしていくといいでしょう。

そのために今回は低カロリーのお菓子をご紹介します。

2.高カロリーなお菓子・デザート

はじめに高カロリーなお菓子やデザートの例を紹介します。

どういった系統のものが高カロリーなのかを抑えておき、
できればダイエット中に食べないようにしましょう。

2.1.スナック菓子

スナック菓子は体に悪い脂質がたくさん含まれており、
コレステロールの原因になりますし、少量でも高カロリーになります。

さらに食べだしたら止まらない一種の中毒性があるので、
家に常備していると危険です。

以下スナック菓子のカロリー例。

■ポテトチップス うすしお味(60g):336Kcal

■じゃがりこ サラダ(60g):298Kcal

■カール うすあじ(68g):335Kcal

2.2.チョコレート

チョコレートも油と糖質の塊なので、
体に悪い上に高カロリーです。

チョコレートが使われているお菓子はたくさんありますが、
基本的にNGです。

どうしても食べたい場合は、
個別包装されているものをカロリー管理しながら食べましょう。

以下チョコレートのカロリー例です。

■ミルクチョコレート(1枚50g):279Kcal

■ポッキー(1箱72g):364Kcal

2.3.アイスクリーム

シャーベット系のアイスではなく乳脂肪分を含んだアイスクリームです。

不足しがちな“カルシウム”が補えるのは良いのですが、
これも脂質が多いため総じて高カロリーです。

■スーパーカップ超バニラ(200ml):374Kcal

■ジャイアントコーン チョコナッツ:256Kcal

2.4.洋菓子

生クリームやチョコレートなどがトッピングされている洋菓子などです。

基本的に“和菓子よりも洋菓子の方が高カロリー”なので気をつける必要があります。

■ショートケーキ(100g):308Kcal

※参照:ショートケーキ – カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism

■セブンイレブン バニラ香る濃厚カスタードシュー:293Kcal

image

 

■ローソン オールドファッションチョコ:429Kcal

3.低カロリーなお菓子・スイーツ

高カロリーのものは総じて脂質が多かったですが、
逆に脂質をあまり含まないものが低カロリーなお菓子です。

では、低カロリーなお菓子・スイーツをご紹介していきます。

3.1.ゼリー

ゼリーは水分が多いのでお腹が膨れやすいのと、
脂質がほとんど含まれないので低カロリーです。

■くだもの充実みかんゼリー:121Kcal

■こんにゃくゼリー(1個25g):25Kcal

3.2.ヨーグルト

ヨーグルトは乳製品ですが、
イメージ以上にカロリーが低いかと思います。

また、不足しがちな栄養素、
“たんぱく質”“カルシウム”“ビタミンB2”が補給できるのでおすすめです。

■明治ブルガリアヨーグルトLB81 プレーン(100g当たり):62Kcal

■明治ブルガリアヨーグルト 芳醇いちご(1個75g):56Kcal

低カロリーで栄養豊富!ヨーグルトを使ったダイエットの効果的な方法

3.3.果物

果物は果糖が多く含まれるので食べ過ぎはよくありませんが、
脂質が少ないので量に対してカロリーはそこまで高くありません。

また、“食物繊維”“ビタミン”“ミネラル”が豊富なので、
適度な摂取は健康や美容に良い影響をもたらします。

バナナ1本

バナナ1本(90g):77Kcal

りんご半分

りんご約1/2個(100g):54Kcal

みかん1個

みかん1個(75g):34Kcal

ぶどう100g

ぶどう100g:59Kcal

3.4.アイスキャンディー・シャーベット

アイスキャンディーやシャーベットなど、
乳脂肪分を含まないあっさりとしたアイスですね。

これも水分が多く脂質があまり含まれないので低カロリーです。

■ガリガリ君ソーダ味:69Kcal

■ガツン、とみかん:75Kcal

3.5.乾物

脂質少なく低カロリーなのは当然ですが、
“食物繊維”“たんぱく質”が豊富なので、栄養補給の観点でもおすすめなのが乾物です。

ただし、塩分も多いので、食べ過ぎには注意が必要です。

■まるごとあたりめ(18g):58Kcal

■おしゃぶり昆布(12g):65Kcal

あとがき

以上、ダイエット中でも支障ができにくい低カロリーなお菓子や、
栄養補給に適したお菓子をご紹介しました。

こうして具体的に高カロリーなものと低カロリーなものを比較してみると、
いかに差があるのかが分かってもらえたかと思います。

高カロリーなお菓子を毎日食べている人は低カロリーなお菓子に切り替えてみて下さい。

それだけで1日に数百Kcalくらいはカロリーが節制できるため、
1ヶ月で1Kg近くは痩せることができる計算になります。

何よりも健康的に痩せますし、
少しの意識でできるのでリバウンドもしにくくおすすめです。

もしダイエットを始めたい、
または現在ダイエット中だという場合は以下の記事もぜひ参考にして下さい。

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著者プロフィール
テク

テク

元ボクサー/ダイエットアドバイザー
試合の度に2週間で6Kgの減量をしていた元ボクサー。 元来の『食べることは好きだけど面倒な運動は嫌い』という性格がたたり、引退後は10Kg以上増量。 正しいダイエットの知識を身に着けた今では、毎日好きなものを食べて体脂肪率10%台前半を維持。 Twitter(@yasetech)ではダイエットに役立つ情報を配信中。
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