
蜂蜜のカロリーや効果・効能に関する記事です。
蜂蜜はダイエットに効果的とよく言われていますが、その真偽や、どれくらの効果が見込めるかなども解説していきます。
栄養価が高く、非常に健康にいい食品というのは間違いないので、是非参考にして下さい。
目次
蜂蜜のカロリー・栄養グラフ
蜂蜜 gのカロリー・栄養
カロリー: {{cal}}Kcal
蜂蜜のカロリーについて
まずはじめに蜂蜜のカロリーについて言及し、
「蜂蜜はダイエットとして有効なのか?」
ということを述べていきます。
蜂蜜と砂糖のカロリーについて比較すると以下の通り。
- 蜂蜜のカロリー
- 100g:294Kcal
- 小さじ1(7g):21Kcal
- 大さじ1(21g):62Kcal
- 白砂糖のカロリー
- 100g:384Kcal
- 小さじ1(3g):12Kcal
- 大さじ1(9g):36Kcal
蜂蜜は水分を20%含んでいるため、
砂糖と比べると重量あたりの糖質が少なく若干低カロリーです。

蜂蜜はダイエットに効果的なのか?
一般的に蜂蜜はダイエットに有効と言われており、
その根拠は以下のようなことが述べられています。
- 蜂蜜は白砂糖よりカロリーが低い
- 蜂蜜の甘味は砂糖の1.3~1.7倍あるため少量で済ませられる
- 蜂蜜の糖質は血糖値の上がりにくい“果糖”
これらの真偽についてですが、
確かにこれらは全て正しいです。
普段摂取している砂糖を蜂蜜に変えることで、
若干カロリーを抑えることができるかもしれません。
しかしだからといって、
はちみつがダイエットに有効とは言えません。
果糖は確かに砂糖(ショ糖)と比べたら血糖値は上がりにくいのですが、
糖の中でも最も肝臓に脂肪を蓄積させやすいことが分かっています。
それに蜂蜜自体にダイエット効果はありません。
ただ蜂蜜を摂取するだけだとカロリー分だけ太ります。
あくまで蜂蜜を使う代わりに、砂糖の量を減らすことで若干太りにくくなる可能性があるというだけです。
しかし私達は普段砂糖をそこまで摂取しているわけでもありません。
日本人の1日の摂取カロリーの60%近くは糖質ですが、
その大部分は“砂糖”ではなくご飯などの“主食”によるものですからね。
また砂糖は料理に使うのが一番多いと思いますが、
これを代わりに蜂蜜を使うのは味が変わってしまうので躊躇われると思います。
せいぜいヨーグルトやデザートに使う砂糖を蜂蜜にするくらいでしょう。
これだけだと砂糖を使おうが蜂蜜を使おうが、
カロリーの差は誤差程度。
ダイエット効果は到底見込めません。
蜂蜜はダイエット効果よりも、
健康に関する効能の方に注目すべきなのです。
蜂蜜の効果・効能
蜂蜜の効果・効能としては以下のものが挙げられます。
- 疲労回復
- 喉のケア
- 二日酔い軽減
- 下痢止め、便秘改善
【はちみつの効能1】疲労回復

蜂蜜の糖質はすぐに吸収される性質があるため、
疲れてもすぐにエネルギーが補給できます。
レモンの蜂蜜漬けなどはスポーツの練習後に食べるイメージがある人も多いと思います。
これは蜂蜜のエネルギー補給と、レモンのクエン酸効果を目的としています。
ちなみにクエン酸の疲労回復についてはこちらを御覧ください。

【はちみつの効能2】喉のケア

「蜂蜜は喉に良い」というイメージを持っている人も多いと思いますが、
これは蜂蜜の殺菌効果によるものです。
蜂蜜に含まれる“グルコン酸”は高い殺菌作用があるため、
咳が出る時、喉が痛い時、風邪をひいた時などには重宝します。
【はちみつの効能3】二日酔い予防・軽減

蜂蜜の果糖はアルコールの分解を促進するはたらきがあるので、
飲酒の前、又は後に飲むことで二日酔いを予防・軽減することが出来るのです。
【はちみつの効能5】下痢止め、便秘改善

蜂蜜の高い殺菌作用は下痢止めや便秘改善にも効果があります。
下痢の原因である菌を殺し、
善玉菌を増やして腸内環境を整える効果が見込めるのです。
ヨーグルトと一緒に蜂蜜を摂取することで、
より便秘解消が見込めます。

ただしし蜂蜜は保水力が強いので、
過剰摂取してしまうと下痢の原因にもなってしまうことも考えられます。
あとがき
以上、蜂蜜のカロリーや効果・効能に関する記事でした。
ダイエット効果に関しては、
確かに砂糖よりは太りにくいとは言えそうですが、
「ダイエット効果がある」とまで言うのは大げさな気がします。
ダイエットをする上で糖質の摂り方は非常に重要になりますが、
“砂糖”ではなく“主食”について考えるべきです。
ただしただ単に主食を減らせばいいという問題でもなく、
ある程度は摂取しないと様々な弊害が生じ、リバウンドのリスクも高くなります。
これに関してはこちらの記事に詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。
