食品・食材

ビールは太る?各種ビールのカロリーを他のお酒やご飯と比較

「ビールは太りにくい」
「ビールはエンプティカロリー(体に蓄積しないカロリー)」

このように思っている人は多いのではないでしょうか?

しかし、結論を言うとビールはカロリーのもとになります、毎日飲んでいたら太ります。

今回はビールのカロリーを他のお酒などと比較してどれくらい太りやすいのかについて解説していきます。

各種ビールのカロリー

まずは一般的なビールのカロリーについてご紹介します。

ビールのサイズごとのカロリー

  • ビール1缶(350ml):140Kcal
  • ビール中ジョッキ1杯(500ml):200Kcal
  • ビール大ジョッキ1杯(700ml):280Kcal

ジョッキの種類によって容量は違いますが、
居酒屋などで出される中ジョッキは約500ml、大ジョッキは約700mlくらいです。

ビールの種類ごとのカロリー比較

  • 通常ビール1缶:140Kcal
  • 発泡酒1缶:160Kcal
  • 糖質オフビール1缶:95Kcal

※糖質オフビール:糖質0、アルコール度数4%

発泡酒は通常のビールよりも糖質が多くなるので、
その分カロリーは高くなります。

糖質オフは糖質分のカロリーは抑えられますが、
ビールのカロリーは大部分がアルコールによるものなので、
アルコール度数が高いビールの場合はそこまでカロリーは抑えられません。

ビールのカロリーのもとになる栄養素

ビールのカロリーの詳細について解説します。

通常食品のカロリーは、
『炭水化物(糖質):4Kcal/g、たんぱく質:4Kcal/g、脂質:9Kcal/g』
で計算することができます。

そして、お酒の場合はこれとは別に、
『アルコール:7Kcal/g』というカロリーが加わります。

ビールの場合、たんぱく質と脂質はほぼ含まれていないので、
カロリーのもとになる栄養素は“糖質”“アルコール”のみです。

そして、通常のビール100ml当たり、糖質約3g、アルコール5%(5g)で、
糖質によるカロリーは約12Kcal、アルコールによるカロリーは約35Kcalになります。

このようにビールは『アルコールによるカロリー>糖質によるカロリー』なので、
糖質が少ないビールよりもアルコール度数が低いビールを選ぶ方がカロリーを抑えることができます。

ちなみにお酒は“エンプティカロリー”と言われ、
「アルコールによるカロリーは脂肪にならない」と言われることがありますが、
これは大きな間違いです。

エンプティカロリーとは栄養がほとんどないカロリー成分のことを指し、
むしろ主に体に悪い食品のことを指すのです。

ビールのカロリー比較

他のお酒とのカロリー比較

  • ビール1缶:140Kcal
  • ワイン1杯(80ml):58Kcal
  • 日本酒1合(180g):196Kcal
  • 焼酎1カップ(200g):220Kcal

ビールはお酒の中でもカロリーが低いと言われることがあります。

たしかにアルコール度数が低いため同じ量だとカロリーもその分低くなりますが、
1回に飲む量はビールは他のお酒よりも多くなる傾向にあるため、一概に低カロリーとは言えません。

むしろ何杯もビールを飲む人は他のお酒を飲むよりもカロリーは高くなることが多いでしょう。

ご飯とのカロリー比較

ご飯(白米)はお茶碗一杯分で約270Kcalなので、
缶ビール2本分がこれに相当します。

関連記事:ご飯(白米)は太るのか?カロリー・栄養素を徹底検証!

これだけでもビールは十分カロリーのもとになるというのが分かりますね。

ビールは太りやすい

ビールのカロリーについて見ていきましたが、
低カロリーと言われるビールでも量を飲めば十分カロリーになりますし、
習慣的に飲んでいる人は太りやすいといえるのは理解してもらえたのではないでしょうか。

では、ビールを頻繁に飲む人はどれくらい太りやすいのか、
少しシミュレーションを見ていきましょう。

■毎日ビールを1缶飲む人の場合

  • 1日140Kcal摂取
  • ⇒1ヶ月で4200Kcal摂取
  • ⇒約600gの増量(4200÷7200)

これだけならそこまで問題ないように思うかもしれませんが、
1日に2本以上飲む人の場合・・・

  • 1日平均2本⇒月1.2Kgの増量
  • 1日平均3本⇒月1.8Kgの増量

というように、ビールを全く飲まない人に対して、
カロリーは莫大なものになっていきます。

1日1本程度のビールなら他の食事を少し節制するだけでカバーできますが、
2本以上となると間違いなく太る原因となりますね。

「ビールは太らない」という思い込みがあるのなら、
その幻想を捨てて、ビールの量を減らしたり、他の食事を減らしたりしましょう。

あとがき

以上、ビールのカロリーや太りやすさについて見ていきました。

今回の記事をまとめると以下のとおりです。

  • ビール1缶:140Kcal
  • ビールは糖質よりもアルコールの方がカロリーの元になる
  • ビールは他のお酒よりも1回に飲む量が多くなるので低カロリーとは言い難い
  • ビールを毎日2本以上飲むと1ヶ月で1Kg以上の増量する

また、ビールに限らずアルコールは太りやすいと言うだけでなく、
健康において害になることが多いです。

特に問題となるのが中性脂肪です。

中性脂肪が増えるとコレステロールが増え、
動脈硬化の後に脳疾患や心疾患になるリスクが増えます。

詳細:中性脂肪を基準値まで下げるには?高い原因&食事・運動の方法

体重だけでなく健康のためにもビールの飲み過ぎには注意しましょう。

ちなみに他のお酒についても詳しくまとめているので、
ぜひこちらもご覧ください。

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著者プロフィール
テク

テク

元ボクサー/ダイエットアドバイザー
試合の度に2週間で6Kgの減量をしていた元ボクサー。 元来の『食べることは好きだけど面倒な運動は嫌い』という性格がたたり、引退後は10Kg以上増量。 正しいダイエットの知識を身に着けた今では、毎日好きなものを食べて体脂肪率10%台前半を維持。 Twitter(@yasetech)ではダイエットに役立つ情報を配信中。
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