鶏肉は牛や豚とくらべて脂肪分が少なく低カロリーですが、部位によってはそれなりにカロリーはそれなりにあります。
鶏肉料理の定番である焼き鳥も、部位によっては低カロリーなものもありますが、逆に高カロリーで太りやすい種類のものもあります。
そこで今回、焼き鳥の種類ごとのカロリーや傾向についてまとめたので、ぜひ参考にして下さい。
焼き鳥のカロリー
一般的な焼き鳥1本あたりのカロリー一覧
まずは一般的な焼鳥のカロリーです。
- 軟骨(45g):24Kcal
- 砂肝(36g):34Kcal
- レバー(35g):41Kcal
- はつ(35g):72Kcal
- ねぎま(50g):80Kcal
- つくね(57g):91Kcal
- もも(50g):97Kcal
- 手羽(55g):113Kcal
- 皮(35g):161Kcal
コンビニ・居酒屋の焼き鳥のカロリー一覧
続いて、コンビニで売られている焼き鳥や居酒屋の焼鳥のカロリーをまとめます。
■ローソン
- ねぎま:109Kcal
- もも:塩136Kcal、タレ133Kcal
- ハラミ:142Kcal
- 豚バラ:156Kcal
- 皮タレ:201Kcal
■ファミリーマート
- もも:塩129Kcal、タレ150Kcal
- 皮:塩174Kcal、タレ237Kcal
■セブンイレブン
- もも:塩140Kcal、タレ128Kcal
- つくね:84Kcal
- 皮:塩72Kcal、タレ115Kcal
■白木屋
- やげん軟膏串:塩19Kcal、タレ27Kcal
- 砂肝串:塩23Kcal、タレ31Kcal
- せせり串:塩40Kcal、タレ48Kcal
- ささみ串:明太子46Kcal、わさび41Kcal
- レバー串:タレ47Kcal
- もも串:塩70Kcal、タレ78Kcal
- 皮串:塩149Kcal、タレ157Kcal
- ぼんじり串:塩154Kcal、タレ162Kcal
焼き鳥のカロリーの傾向
焼き鳥のカロリーの傾向としては、以下の3つのことが言えます。
- 肉>内蔵>軟骨
- 皮はずば抜けてカロリーが高い
- 塩よりもタレのほうが若干高カロリー(5~10Kcal程)
肉は脂肪が多いので高カロリーなのは言うまでもありませんが、
砂肝・レバー・はつなどの内蔵、または軟骨は脂肪が少ないためカロリーは低くなります。
そして、鶏皮は脂肪の塊なので高カロリーです。
ちなみに鶏肉の部位で言うと、鶏むね肉はそこそこのカロリーになりますが、
それは鶏皮がカロリーの元になっているからです。
皮を除けば脂肪がほとんどなくなるため、
鶏むね肉は低カロリー高タンパクの最たる食品になります。
コンビニで売られている“サラダチキン”がダイエットや筋トレのお供としてよく用いられるのは
このためです。
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また、焼き鳥の味付けは塩よりもタレのほうが若干カロリーは高くなりますが、
ほとんど差はないのであまり気にしないで良いかなと思います。
ダイエット中におすすめの種類
さて、以上を踏まえてダイエット中におすすめの種類・部位をご紹介します。
基本的にはカロリーが低い軟骨や内蔵がおすすめで、
逆にカロリーが高い皮はできるだけ避けるようにしましょう。
肉を食べる場合でもできるだけ皮がついているものを除くことでカロリーを減らすことができます。
そして、内臓の中でも特におすすめなのが“レバー”です。
その理由としては、
たんぱく質・ビタミン・ミネラルの重要な栄養素がとても豊富に含まれているからです。
具体的にはビタミンA、ビタミンB群、葉酸、鉄分などが挙げられます。
これらは健康や美容において重要な栄養素なのですが、
特にビタミンB群や鉄分は現代の食生活で不足しがちな栄養素です。(ダイエット中ならなおさら)
しかしレバーは1本~2本食べるだけで
上記の栄養素は1食に必要な量を満たすことができるのです。
ダイエットはカロリー制限が一番大事と思われていますが、
難しいのはそこではなく、“カロリー制限をしながら栄養をしっかり摂る”ということ。
これができなければ体調を崩したりリバウンドの原因になってしまいますからね。
そういった意味で焼き鳥の種類の中でもレバーは飛び抜けて優秀なのです。
焼き鳥に限らず焼肉などでも同様なので、
レバーは積極的に食べるようにすることをおすすめします。
また、ダイエットにおいてカロリーが重要であることは間違いなので、
カロリーは意識して低カロリーな部位を選んだり、量を少なめにしたりするのも大事です。
あとがき
以上、焼鳥のカロリーやダイエット中のおすすめの種類についてでした。
まとめると以下のとおりです。
- 焼き鳥の種類ごとのカロリーは「皮>>肉>内蔵>軟骨」
- 内蔵の中でもレバーは栄養豊富で特におすすめ
- タレと塩はカロリーに大きな差はないので好みで選んでもかまわない
ぜひ焼き鳥を食べる際には参考にして頂ければなと思います。
ちなみにレバー以外にもダイエット中におすすめの食品などをまとめているので、
興味があればぜひご覧ください。