実は独自の日本料理であるということは意外と知られていないオムライス。
そんなオムライスですが、多くの油と卵、ご飯を使うため高カロリーという印象があるのではないでしょうか。
今回はオムライスの実際のカロリーについて詳しく解説していき、ダイエット中に食べる際にカロリーを抑えるポイントをご紹介します。
目次
オムライスのカロリー
まずはオムライスのカロリーについて見ていきましょう。
オムライス1人前のカロリー
オムライスは具材や量によってカロリーは大きく変わりますが、
お茶碗1杯分のご飯、生卵2個程を使った分量で大体600Kcal~800Kcalになります。
オムライスの具材のカロリー
続いて、オムライスはどんな具材がカロリーの元になっているのかを把握するため、
具材のそれぞれのカロリーを見ていきましょう。
- ご飯(180g):302Kcal
- 卵2個(100g):151Kcal
- バター(11g):82Kcal
- 鶏もも肉(30g):60Kcal
- ケチャップ(50g):60Kcal
- サラダ油(2g):18Kcal
- たまねぎ(30g):11Kcal
- にんじん(15g):5Kcal
- グリンピース(5g):5Kcal
- ピーマン(7g):2Kcal
参考:オムライスのカロリー グラムのわかる写真館 | 簡単!栄養andカロリー計算
ご飯と卵は当然ですが、
他にも具材や卵を加熱する際の“バター”や“油”、
さらに“鶏肉”、“ケチャップ”などがカロリーの原因になっているのが分かりますね。
外食チェーン店のオムライスのカロリー
続いて外食チェーン店のオムライスのカロリーについて見ていきましょう。
- ガスト オムライスビーフシチューソース:853Kcal
- デニーズ オムライス~とろ~り卵とチーズ:783Kcal
- ジョナサン ビーフシチューオムライス:1297Kcal
- ロイヤルホスト ロイヤルオムライス ~ハッシュドビーフソース~:993Kcal
- ビッグボーイ ビーフシチューオムライス:870Kcal
カロリーが低いものでも800Kcal弱、
高いものだと1000Kcalオーバーにもなります。
やはりこうしてみるとオムライスは高カロリーな料理というのがわかりますね。
オムライスのカロリーを抑えるポイント
一般的に高カロリーなオムライスですが、
ダイエット中に食べる際にカロリーを抑えるポイントをご紹介します。
ポイント1.低カロリーな肉を使う
オムライスには鶏肉を使うのが一般的ですが、
どの部位を使うかでカロリーに大きな違いが出てきます。
おすすめは“皮を取り除いた鶏むね肉”です。
鶏むね肉の脂質は大部分が皮に含まれているため、
これを取り除けば脂質が極めて少ないため非常に低カロリーな食品になります。
- 鶏もも肉100g:200Kcal
- 鶏むね肉(皮あり)100g:191Kcal
- 鶏むね肉(皮なし)100g:108Kcal
ポイント2.バター・油の量を少なくする
意外と見落としがちですが、
材料を炒めたり卵を焼いたりする時に使う“バター”や“油”のカロリーも馬鹿になりません。
簡単に100Kcal程増減しますからね。
なので、テフロン加工のフライパンを使ったり、
できるだけ量を少なくしたり意識しましょう。
ポイント3.ご飯の量を少なくする
当たり前に思うかもしれませんが、
ご飯が一番のカロリーの元になるので、
単純にご飯の量を減らすのが最もカロリーダウンに効果的です。
できるだけ野菜でかさ増しするなどしてご飯の量を減らすなどしましょう。
ポイント4.デミグラスソースではなくケチャップをかける
オムライスにかける調味料は、
主に“ケチャップ”と“デミグラスソース”の2種類があるかと思いますが、
ダイエット中であればケチャップにしましょう。
ケチャップもそこまで低カロリーとはいえません。
しかしそれよりも、デミグラスソースの方が圧倒的に脂質が多く高カロリーなので、
ダイエット中はなるべく控えるべきなのです。
あとがき
以上、オムライスのカロリーやダイエット中の食べ方についてでした。
オムライスはご飯と油を使う料理なので、
どうしても高カロリーになってしまいます。
しかし、一品で卵や肉、野菜などをバランス良く摂れるため、
栄養摂取の観点ではそこまで悪い料理ではありません。
野菜や果物、海藻などで足りない食物繊維やビタミン・ミネラルの一部を補えば栄養についてはバッチリです。
ダイエットを成功させるためには、
カロリーだけではなく栄養についてもしっかり考えるんが重要ですからね。
ちなみにダイエットにおすすめの食品や料理についてこちらにまとめているので、
興味があればご覧ください。