食品・食材

味噌の種類ごとのカロリー・塩分・栄養成分一覧【小さじ1・大さじ1】

味噌には色んな種類があります。

「白みそ」と「赤みそ」というのをぱっと思い浮かべる人が多いと思いますが、色以外にも原料で「米みそ」「麦みそ」「豆味噌」と区別されたり、味でも「甘みそ」「辛みそ」と呼ばれることがあります。

今回は味噌の種類ごとの特徴やカロリー・栄養素について詳しく解説していきます。

味噌の種類ごとのカロリーと栄養成分

味噌の重さは種類によらず以下の通り。

  • 小さじ1:6g
  • 大さじ1:18g

種類ごとの小さじ1・大さじ1当たりのカロリーは以下の通り。

味噌の種類 カロリー(小さじ1) カロリー(大さじ1)
米みそ 甘味噌(白) 13Kcal 39Kcal
淡色辛味噌 12Kcal 35Kcal
赤色辛味噌 11Kcal 33Kcal
麦味噌 12Kcal 36Kcal
豆味噌 13Kcal 39Kcal

また、大さじ1あたりの塩分や主要栄養素の違いについてもまとめました。

味噌の種類 カロリー 塩分 たんぱく質 脂質 炭水化物
米みそ 甘味噌(白) 39Kcal 1.1g 1.7g 0.5g 6.8g
淡色辛味噌 35Kcal 2.2g 2.3g 1.1g 3.9g
赤色辛味噌 33Kcal 2.3g 2.4g 1.0g 3.8g
麦味噌 36Kcal 1.9g 1.7g 0.8g 5.4g
豆味噌 39Kcal 2.0g 3.1g 1.9g 2.6g

味噌の種類について

味噌の種類についても軽く説明します。

味噌の種類は数多くあり地域ごとに特色がありますが、主に以下の3つの要素で分類されます。

  • 原料(米麹・麦麹・豆麹)
  • 味(甘・辛)
  • 色(白・赤・淡色)

原料についてはどれも大豆と麹によって作られますが、
麹が米・麦・豆のどれを使うのかが異なります。

麦や豆を使った味噌は一部の地域のみでしか生産されていませんが、
米みそは全国的に多く作られており、味噌全体の8割にもなる程です。

味の甘口・辛口などは塩の分量の他にも大豆と麹の割合によっても異なり、
麹が多いほど甘口になります。

色は熟成の時間が長くなるほど赤くなり、
一般的に赤みそは塩分濃度が高く辛口で、白みそは麹の糖分により甘口、淡色みそはその中間です。

これを踏まえた上で代表的な味噌の特色について説明します。

米みそ 甘みそ(別名:白みそ・西京みそ・讃岐みそ)

麹の割合が多く甘く白いという特徴があり、
白みそと呼ばれています。

京都や関西、香川などで主に作られており、西京みそや讃岐みそがこれに当たります。

栄養成分としては糖分が若干高い代わりに塩分が少ないというの特徴です。

米みそ 淡色辛みそ(別名:信州みそ)

白みそと赤みその中間に位置する淡黄色の味噌ですが、
塩分の多さや辛さという点は赤みそに近い特色があります。

主に信州味噌がこれに当たります。

米みそ 赤色辛みそ(別名:赤みそ・越後みそ・仙台みそ・秋田みそ)

糖分・カロリーが若干少ない分、
塩分が多く辛口の味噌です。

主に東北地方でよく生産されている味噌です。

麦みそ(別名:田舎みそ)

大豆と麦麹で作る味噌で、
米味噌よりも糖分が多く甘いという特徴があります。

九州や山口、愛媛などで主に生産されています。

豆みそ(別名:八丁みそ・三州みそ)

大豆と豆麹で作る味噌で、
若干渋みがあり、濃厚な味となるのが特徴です。

愛知や三重、岐阜などで主に生産されています。

著者プロフィール
テク

テク

元ボクサー/ダイエットアドバイザー
試合の度に2週間で6Kgの減量をしていた元ボクサー。 元来の『食べることは好きだけど面倒な運動は嫌い』という性格がたたり、引退後は10Kg以上増量。 正しいダイエットの知識を身に着けた今では、毎日好きなものを食べて体脂肪率10%台前半を維持。 Twitter(@yasetech)ではダイエットに役立つ情報を配信中。
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