食品・食材

人参1本のカロリー・栄養|他と比較して何がすごい野菜なのか?

人参 gのカロリー・栄養

カレー1人前の使用量

人参1本分の可食部

カロリー: {{cal}}Kcal

↓他の野菜のカロリー・栄養についてはこちら

あわせて読みたい
野菜67種のカロリー・栄養一覧(食物繊維・糖質・ビタミン・ミネラル) 野菜は一般的に「食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富」、そして「水分が多く糖質や脂質が少ないので低カロリー」というイメージがあると思...

今回は上記のデータを元にのカロリーや栄養について詳しく解説していきます。

人参のカロリー

まずは人参のカロリーについて見ていきましょう。

人参1本のカロリー

人参1本のカロリー
  • 人参1本(146g):54Kcal

人参は意外と糖質を多く含んでおり、
カロリーのほとんどは糖質によるものです。

ただ、水分率89%と高いため、
重量あたりのカロリーはそこまで高くありません。

また、にんじんを大量に使う料理というのもあまりないので、
にんじんが太る原因となることはまずないでしょう。

カレーやサラダなどでも1人前でせいぜい数十g程度しか入っていないので、
10~20Kcal程にしかなりません。

他の野菜とのカロリー比較

続いて他の野菜と100gあたりのカロリーを比較してみましょう。

野菜のカロリー比較
  • きゅうり100g:14Kcal
  • キャベツ100g:23Kcal
  • にんじん100g:37Kcal
  • ごぼう100g:65Kcal
  • かぼちゃ100g:91Kcal

重量あたりのカロリーを他の野菜と比べてもにんじんはそこまで高くないのが分かりますね。

水分率が90%以上のきゅうりやキャベツなどに比べるとカロリーは高いですが、
水分が少ない野菜と比べると十分低カロリーです。

ご飯とのカロリー比較

にんじんとご飯のカロリー比較

ご飯は1膳で270Kcal程度なので、
これは人参5本に相当します。

いかににんじんでカロリーを摂るのが難しいのかがわかったのではないでしょうか。

にんじんは食べすぎてもそれが原因で太るということはまずありえないので、
ダイエット中でも積極的に食べるのが望ましいですね。

人参の栄養

人参には重要な栄養素が豊富に含まれています。

特筆すべき栄養素を挙げると以下のとおりです。

  • ビタミンA:発育の促進、肌の健康維持、視覚の暗順応、喉や鼻の粘膜保護など
  • β-カロテン:体内でビタミンAに変換される色素成分。ビタミンAの他に抗酸化作用や免疫力を高める作用がある
  • ビタミンE:抗酸化作用により細胞の老化やコレステロールの酸化などを防ぐ
  • 葉酸:血液内の赤血球の生成や細胞の再生に関わるビタミン
  • ビタミンC:抗酸化作用やコラーゲンの合成に関わるビタミン
  • カリウム:塩分(ナトリウム)の排出に関わるミネラル
  • 食物繊維:便秘改善やコレステロールの排出、血糖値の抑制などの働きがある

ビタミンやミネラル、食物繊維を多く含みますが、
この中でも特にビタミンAが突出しています。

にんじんと言えばビタミンAというイメージもあるのではないでしょうか?

実際ににんじんは1/2本食べるだけで1日に必要なビタミンAが摂取できてしまうのです。

それ以外でも健康や美容に関するあらゆる栄養素が摂取できるので、
日常的ににんじんを食べる習慣をつけるのをおすすめします。

あとがき

以上、にんじんのカロリーと栄養についてでした。

にんじんは糖質をそれなりに含む野菜ですが、
それが原因で太るということはまず考えられません。

それ以上に健康や美容において重要な栄養素が豊富なので、
ダイエット中でもむしろ積極的に食べるのをおすすめします。

ただ、にんじんを大量に使うレシピというのはあまりないので、
にんじんを食べたくても食べる機会がないという人も多いのではないでしょうか。

そういう時はスムージーにするのをおすすめします。
それなりの量のにんじんを摂ることができ、調理の手間もほとんどかかりませんからね。

ちなみに人参の保存方法についてもまとめているのでぜひご覧ください。

https://yase.tech/8101.html

他の野菜のカロリー・栄養についてはこちら。

あわせて読みたい
野菜67種のカロリー・栄養一覧(食物繊維・糖質・ビタミン・ミネラル) 野菜は一般的に「食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富」、そして「水分が多く糖質や脂質が少ないので低カロリー」というイメージがあると思...
著者プロフィール
テク

テク

元ボクサー/ダイエットアドバイザー
試合の度に2週間で6Kgの減量をしていた元ボクサー。 元来の『食べることは好きだけど面倒な運動は嫌い』という性格がたたり、引退後は10Kg以上増量。 正しいダイエットの知識を身に着けた今では、毎日好きなものを食べて体脂肪率10%台前半を維持。 Twitter(@yasetech)ではダイエットに役立つ情報を配信中。
スポンサードリンク