スロージョギングの方法に関する記事です。
「スロージョギングの具体的な走り方」
「スロージョギングの推奨されている時間
「スロージョギングの消費カロリーと、落ちる体重の関係」
これらについて詳しく解説していきます。
スロージョギングの方法
スロージョギングは簡単に言えば「ウォーキングの速さで行うジョギング」です。
特にフォームも難しいことはないので、
ゆっくりジョギングを行うとだけ考えれば問題ありません。
具体的にポイントを挙げると以下の通り。
- かかとは常に上げて、アキレス腱を使うことを意識する
- 背筋を伸ばして、体をやや前に傾けて前傾姿勢
- 顎(あご)をあげる
- 前進する動きよりも上下の動きを意識して歩幅を小さくする
- 肘は曲げて固定して振ることを意識せずに自然にまかせる
もしもイメージが掴めない人は、
以下の動画を参考にして下さい。
ただ、フォームの違いで十分な効果が得られなかったり、
特別負担が増えるということはないので、そこまで厳密に行う必要はありません。
重要なのは、通常のジョギングよりも負担を軽くすることです。
なので自分が楽に感じるようなフォームで構いません。
スロージョギングの時間や取り組み方
スロージョギングの実践時間と消費カロリーについてお話します。
推奨されている実践時間について、
運動に慣れていない人は、1日15分~30分程度。
慣れてきたら、~1時間程が目安です。
これに関してはあくまで負担が無いことが目的なので、
体力、年齢、筋肉などでかなり個人差が出るのですが、
“疲れない程度の時間”が一番の目安です。
もしこれを軽くこなせるというのであれば、
普通にジョギングをした方が高い効果が見込めます。
逆に数十分でもきついという場合は、
もっと負担が軽い“ウォーキング”を行ったり、ウォーキングと交互に行うようにしましょう。
スロージョギングの消費カロリー
では次に、
「どれくらいの時間でどれくらいのダイエット効果があるのか?」
スロージョギングの時間と、消費カロリーの関係について見ていきます。
ジョギングの場合、走った時間にかかわらず、
以下の計算式で消費カロリーが求められます。
体重(㎏)×距離(㎞)=消費エネルギー(kcal)
例)体重50Kgの人が1Km走る⇒50×1=50(Kcal)
スロージョギングも同様です。
スロージョギングのペースを時速4kmとすると、
ダイエット効果は以下のようになります。
■1日15分実践の場合
- 体重:50kg
- 消費カロリー:50キロカロリー
- 一ヶ月実践で1500キロカロリー⇒208gのダイエット効果
- 体重:60kg
- 消費カロリー:60キロカロリー
- 一ヶ月実践で1800キロカロリー⇒250gのダイエット効果
■1日30分実践の場合
- 体重:50kg
- 消費カロリー:100キロカロリー
- 一ヶ月実践で3000キロカロリー⇒417gのダイエット効果
- 体重:60kg
- 消費カロリー:120キロカロリー
- 一ヶ月実践で3600キロカロリー⇒500gのダイエット効果
■1日1時間実践の場合
- 体重:50kg
- 消費カロリー:200キロカロリー
- 一ヶ月実践で6000キロカロリー⇒833gのダイエット効果
- 体重:60kg
- 消費カロリー:240キロカロリー
- 一ヶ月実践で7200キロカロリー⇒1kgのダイエット効果
前回の記事でも書きましたが、
スロージョギングのダイエット効果は薄いです。
なので、ダイエット効果を求めるなら、
徐々にペースを上げていくといいでしょう。
速度が2倍の時速8km(一般的なジョギングのペース)で走ると、
同じ時間でも、消費カロリー・ダイエット効果も計算上ほぼ2倍になります。
あとがき
以上、スロージョギングの具体的な方法と、消費カロリーに関する記事でした。
スロージョギングは楽で体の負担が小さいため、
ダイエット始めや、高齢者などに非常におすすめです。
今回ダイエット効果が薄いといいましたが、
ダイエットで大事なのは“効率”よりも“継続”だと考えているので、
スロージョギングが継続できるなら最初は体重が落なくても気にすることはありません。
運動が習慣化できれば、体重を落とすのは簡単なのです。
運動ダイエットの基本的な知識はこちらにまとめているので、
ぜひこちらも合わせてご覧ください。