食事法

週末1日プチ断食ダイエットの方法・効果的なやり方

断食は体重を落とすのにとても効率的ですが、健康を害したり日常生活に支障を来す恐れがあるため、敬遠している人も多いのではないでしょうか。

そこで、手軽に行えるカジュアルな断食、“週末プチ断食”をご紹介します。

1週間の内、週末の1日だけ費やして行う断食です。

ダイエットとして行う人も多いですが、日頃不健康な食生活を送っている人にとっては健康や美容にも効果があります。

ぜひ参考にして下さい。

週末プチ断食の概要

断食と言うと、ただ単に食事を断てばいいと思う人は多いでしょう。

しかし、一般的な断食では主に3つの問題が生じます。

  • 急に食事を断つと消化液が胃を傷つける
  • 断食後に急に食事の量を増やすと胃腸の負荷が大きくなり、食べ物を消化しきれない
  • 栄養・エネルギーが摂取できないので日常生活や健康・美容に支障が生じる
胃

断食で食事の量が急に変化すると、
胃に負担がかかってしまうのです。

また、長期間の断食はあらゆるデメリットが生じます。

これらを解決するのが週末プチ断食ダイエットです。

簡単に説明すると、
以下のスケジュールで断食を行う方法です。

  • 金曜日:予備断食
  • 土曜日:本断食
  • 日曜日:復食

実質土曜日のみ食事を抜くのですが、
急に食事量が変化しないように前後の1日の食事量を調整します。

週末は断食に費やすのであまり活動的なことはできませんが、
月曜日には回復するので平日の仕事・勉学などに支障は出ません。

ちなみに、週末プチ断食の効果やメリットについては前回詳しく説明しました
プチ断食ダイエットの効果・メリットまとめ

では、詳しい方法を説明していきます。

週末プチ断食の正しい方法

予備断食~復食まで、どんな食事を摂れば良いのか順番に説明していきます。

金曜日(予備断食)

金曜日

断食に備えてエネルギーを蓄えようと食事の量を増やそうと考える人も多いですが、
胃に負担をかけるので辞めましょう。

朝~夜にかけて徐々に食事の量は減らしていきます。

昼食から食事の量は少し減らし、
夕食は半分程減らすか食事の時間を早めましょう。

また、胃に負担をかけるもの、消化に悪いものは控えて下さい。
脂っこいものや糖分が多いもの、繊維が多いものなどです。

また、お酒、コーヒー、タバコもNGです。

土曜日(本断食)

土曜日

土曜日は起床してから寝るまで、一切の食事を断ちます。

ただし、水分が不足しがちなので水分はこまめに摂りましょう。
食欲を紛らわすという意味でも有効です。

ただ、飲み物で糖分を摂ってしまうと意味がないので、
水やお茶などで済ませます。

また、激しい運動はNGです。
できるだけ室内で過ごしましょう。

日曜日(復食)

日曜日

消化力が低下しているので、
消化に良いもの(回復食といいます)を少しずつ摂ります。

消化に良い食べ物の特徴は以下の通り。

  • 柔らかい
  • 温かい
  • 細かい
  • 繊維(不溶性食物繊維)が少ない
  • 脂質が少ない

お粥が最も一般的ですね。

昼食、夕食も野菜中心で、
普段の食事の量より半分ほどに減らします。

あとがき

以上、週末断食の具体的な方法についてでした。

「徐々に食事を減らし、徐々に食事を増やしていく」
ということさえ頭にあれば、柔軟に行ってかまいません。

ただし、前回の記事でもいましたが、
断食はダイエット面での即効性は期待できるものの、
総合的に見てダイエット目的で行うのはおすすめできません。

ほかのダイエットに比べて、
リスクがある上に、精神的な負担もありますしね。

効率面でもそこまで良いとは言い難いです。

ダイエットをするなら、まずは正しい知識を身に付けて地道に行っていくのが一番の近道です。

ぜひこちらの記事を参考にして下さい。

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著者プロフィール
テク

テク

元ボクサー/ダイエットアドバイザー
試合の度に2週間で6Kgの減量をしていた元ボクサー。 元来の『食べることは好きだけど面倒な運動は嫌い』という性格がたたり、引退後は10Kg以上増量。 正しいダイエットの知識を身に着けた今では、毎日好きなものを食べて体脂肪率10%台前半を維持。 Twitter(@yasetech)ではダイエットに役立つ情報を配信中。
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