醤油には《こいくち・うすくち・溜まり・再仕込み・白》など様々な種類がありますが、この中で最も一般的なのが「こいくち醤油」で、醤油の国内生産量の8割を占めます。
今回はこいくち醤油のカロリーや栄養、塩分について見ていきましょう。
醤油(濃口) gのカロリー・栄養
カロリー: {{cal}}Kcal
醤油の塩分には要注意!
醤油は納豆、豆腐、豆乳などの健康や美容に良いとされる食品と同様、
大豆から作られています。
ただ、大豆由来のビタミンやミネラルを含んではいるのですが、
それ以上に塩分(ナトリウム)が多く含まれているため健康に良いとは言い難い調味料です。
醤油の塩分濃度は16~17%で、これは海水(塩分濃度3.4%)の約5倍にもなります。
小さじ1で0.9g、大さじ1で2.6gです。
- 1日あたりの塩分の“必要”摂取量
- 1.5g
- 1日あたりの“実際の”塩分摂取量
- 男性:約10~12g
- 女性:約9~10g
- 1日あたりの“目標”とされる塩分の摂取量
- 男性:8g未満
- 女性:7g未満
- “高血圧”の人に対して推奨される塩分の摂取量
- 6g未満
塩分のとり過ぎは主に『むくみ』や『高血圧』などを引き起こし、
特に高血圧は生活習慣病として命にかかわる病気へと派生するため、健康において大きな問題となります。
ちなみに、体重の0.3%の塩分は致死量とされており、
例えば体重60Kgの人は180gの塩分、つまり醤油約1Lを一気に飲むと命が脅かされるのです。
醤油はあらゆる料理に使われいるため、
現代の食生活は知らず知らずのうちに塩分を多く摂取している傾向にあります。
生活習慣病予防のために、
塩分の少ない醤油を使ったり、醤油の使用量を抑えるなど意識しましょう。
その他、塩分の詳細や減塩の方法などこちらにまとめています。