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ヨガの種類ごとの消費カロリー|ヨガで痩せるのが非常に難しい理由

ヨガ・ホットヨガにダイエット効果は無い!?消費カロリー・基礎代謝について

ヨガ・ホットヨガ・ピラティスなどは、特に女性にとっては人気のエクササイズです。

柔軟性を手に入れることができ、健康や美容目的でされる人が多く、中にはダイエット効果を求めて始める人も少なくないのではないでしょうか?

しかし、ヨガはほんとに痩せるのでしょうか?

ヨガには色んな効果が期待できますが、今回はヨガのダイエット効果に焦点を当ててお話していきます。

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ヨガの消費カロリー

ヨガには色んな種類がありますが、
まずは各種ヨガの消費カロリーを見ていきましょう。

各種ヨガの消費カロリー

以下の代表的なヨガの消費カロリー計算機を作ったのでご利用下さい。

  • 一般的なヨガ
  • ハタヨガ
  • ピラティス
  • ホットヨガ
  • パワーヨガ
  • ナディショーダナ
  • スリヤナマスカー
各種ヨガの消費カロリー

体重 Kg

時間

ヨガの種類

一般的なヨガ:2.3メッツ

ハタヨガ:2.5メッツ

ピラティス、ホットヨガ:3.0メッツ

パワーヨガ:4.0メッツ

ナディショーダナ:2.0メッツ

スリヤナマスカー:3.3メッツ


消費カロリー: Kcal

落ちる体脂肪の目安: g

1ヶ月毎日続けた時に落ちる体脂肪: Kg

各種ヨガのメッツは以下を参照しました。

参照:改訂版 『身体活動のメッツ(METs)表』

メッツとは

メッツとは運動強度の単位で、安静時(1メッツ)の何倍のエネルギーを消費するのかを表す指標となる。消費カロリーの計算に用いられる一般的な指標でもあり、以下の計算式を用いる。

消費カロリー(Kcal)=1.05×メッツ×体重(Kg)×時間(h)

例)体重50Kgの人が30分「ピラティス:3.0メッツ」をした時の消費カロリー

⇒1.05×3.0×50(Kg)×0.5(h)=79Kcal

何故ヨガが痩せると思われているのか?

ほぼ不動のエクササイズのヨガですが、
一般的には痩せる運動だと思われています。

そしてその理由としてよく挙げられるのは以下の2点です。

  1. 有酸素運動としてのカロリー消費
  2. 基礎代謝向上

理由1.有酸素運動としてのカロリー消費

有酸素運動としてのカロリー消費

ヨガは有酸素運動なので、脂肪を燃焼してカロリーを消費します。

筋トレなど短時間の瞬発的な運動を無酸素運動というのに対し、
ウォーキングやランニングなどの長時間にわたる運動が有酸素運動です。

長時間行えることで結果的に無酸素運動よりも多くのカロリーを消費できるため、
ダイエットには有酸素運動が効果的なのです。

ヨガの場合、有酸素運動の中でも体の負担が少ないため、
誰でも長時間行うことができるというのが大きな利点として挙げられます。

理由2.基礎代謝向上

基礎代謝向上

基礎代謝とは、
何もしなくても安静にしているだけで消費するカロリーを指します。

ダイエットにおいてよく言われるのが、
「基礎代謝を上げることで、一日の消費カロリーを増やして太りにくく痩せやすい体質にできる」
というような文言です。

筋肉をつけることで基礎代謝を上げることが一般的ですが、
ヨガをすることで、

  • インナーマッスルの強化
  • 姿勢の矯正
  • 心肺機能の向上

これらが基礎代謝を上げる要因となります。

ヨガが痩せない理由

以上の理由にダイエットとしてヨガをすすめる文言をよく見かけますが、
これらのことは本当に正しいのでしょうか?

客観的に判断すると“誇張表現”と言えるでしょう。

そう言える根拠について、以下の2点を説明していきます。

  1. ヨガの消費カロリーは極めて低い
  2. 人間の基礎代謝は簡単に変化しない

根拠1.ヨガの消費カロリーは極めて低い

ヨガは体の負担が軽く誰でもできるという反面、
他の有酸素運動と比べて著しく消費カロリーが低いというデメリットがあります。

運動量を比較すると以下の通り。

 

消費カロリーはメッツ値に比例するので、
ヨガのカロリーはランニングの1/3、自転車の1/2程度。
ウォーキングにも劣ります。

ちなみに、1kgの体脂肪を燃焼するのに、
7200キロカロリーを消費しないといけません。

ヨガの1時間あたりのカロリーは大体100~200Kcal強なので、
1Kg痩せるに少なくとも“数十時間”も行わなければならないのです。

ヨガで体脂肪を落とすのにかかる時間や期間についてはこちらにまとめています。

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根拠2.人間の基礎代謝は簡単に変化しない

よく「基礎代謝を上げて痩せやすい体にする」ということを聞くと思います。

基礎代謝とは、何もしなくても消費するカロリーのことで、
これは全体の消費カロリーの7割を占めます。

そして、この基礎代謝を向上させるのに最も効果的と言われているのが、
“筋肉をつけること”です。

感覚としては、筋肉は燃費が悪く、
維持するために多くのエネルギーを必要とするといったイメージです。

なので、ヨガでインナーマッスルをつければ、
基礎代謝が上がり、ダイエットに効果的なのではないかと。

このように思われているわけです。

しかし、そもそもダイエットをしながら筋肉をつけるのは非現実的ですし、筋肉を増やしたからといって基礎代謝が大きく変わるわけではありません。

筋肉を増やすには筋トレだけではなくしっかりカロリーを取らないといけないので、
脂肪も増えるのも覚悟しないといけないのです。

また、筋肉を増やしたとしても増える基礎代謝はダイエットにほぼ影響がないくらいです。
どっちにしろヨガなどの有酸素運動では筋肉が増えることはないですしね。

ちなみに、
ヨガの姿勢の矯正や心肺機能の向上も基礎代謝を上げる要因として言われたりもしますが、
当然これらもあてになりません。

基礎代謝の大部分は体を構成する体組成で決まります。

つまり、ダイエットに影響があるほど基礎代謝を上げる方法というのは、
「カロリーをいっぱい取って体を大きくすること」以外にないため、
ダイエットにおいて基礎代謝を上げるという概念自体、役に立たないのです。

詳しくはこちらをご覧ください。

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あとがき

以上、ヨガの消費カロリーやヨガが痩せるのが難しい理由などをまとめました。

ただ、誤解しないで欲しいのが、
あくまでヨガの体重減少効果について述べただけで、
“ヨガ”を否定したのではありません。

ヨガはほかの有酸素運動に比べて痩せる効果は薄いのですが、
他の有酸素運動には無い効果もあります。

ヨガ特有の効果についてもまとめているので是非ご覧下さい。

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