食品・食材

バナナ1本の栄養とカロリー|朝バナナには凄い効果があった!

バナナ gのカロリー・栄養

バナナ(小)1本分の可食部

バナナ(中)1本分の可食部

バナナ(大)1本分の可食部

カロリー: {{cal}}Kcal

バナナのカロリー・栄養

まず、バナナに含まれる栄養素やカロリーを具体的に見てみましょう。

バナナのカロリーについて

まず、カロリーについて。

バナナは平均的なサイズで1本当たり約80Kcalです。

この数値からバナナは低カロリーのように思えますが、
他の果物を比べると若干高カロリーなことが分かります。

以下のとおりです。

バナナ1本

バナナ1本(90g):77Kcal

りんご半分

りんご1/2個(125g):68Kcal

みかん1個

みかん1個(75g):34Kcal

ぶどう100g

ぶどう100g:59Kcal

※重さは皮や芯などを除いた可食部

バナナが果物の中でも高カロリーというのは少し意外ではないでしょうか?

水分の割合が少ないので、
同じくらいの重さだと果物の中でも高カロリーになってしまうのです。

バナナを毎日一本食べるようになったからといって、それが原因で太ることはありませんが、
一応注意が必要ですね。

バナナの栄養素について

バナナは一般的な果物同様に『ビタミン』『ミネラル』がバランスよく含まれており、
そのため体調を整えたり肌の健康を良くしてくれる効果が期待できます。

特筆すべきは『ビタミンB6』で、
バナナ1本で一食に推奨される量を摂取できるのです。

ビタミンB6は基本的にはタンパク質の代謝に関わる栄養素ですが、
具体的には動脈硬化の予防月経前症候群(PMS)の軽減など、
健康に関して幅広く関連する栄養素です。

バナナの効果

では、次に具体的にバナナの効果・効能について見ていきましょう。

特に以下の2点はバナナ特有の効果として挙げることが出来ます。

  • 便秘改善
  • 朝のエネルギー補給に最適

便秘改善

バナナといえば、便秘に効くというイメージはないでしょうか?

個人的な話ですが、
便秘の時は『バナナ+ヨーグルト』を食べることで大体何とかなります。

実際にバナナは、便秘を改善するのに効果的な栄養素が多く含まれています。

  • レジスタントスターチ
  • フラクトオリゴ糖

食物繊維の一種である『レジスタントスターチ』と、
オリゴ糖の一種である『フラクトオリゴ糖』です。

ともに善玉菌を増やして悪玉菌を減らす、
つまり腸内環境を良くして便秘を改善する効果があります。

便秘には食生活以外にも様々な原因が考えられるので、
他にも“生活リズムの見直し”や“運動習慣の定着”などもしていけるといいですね。

朝のエネルギー補給に最適

バナナは他の果物に比べ、
簡単に皮を向いて食べられる“手軽さ”があり、
さらに果物の中では“カロリーも比較的高め”です。

なので、忙しい朝のエネルギー補給としては最適なのです。

また、バナナの糖質は、“果糖”、“ブドウ糖”、“ショ糖”など、
吸収速度が異なる色んな糖から成ります。

それにより、徐々にエネルギーに変換されるので、
エネルギーが長時間持続して腹持ちも良いのです。

ただし、バナナはあくまで補助食品

バナナの効果について見てきましたが、
いくらバナナの栄養価が高いと言えどもバナナでは補えない栄養素はたくさんあります。

三大栄養素で言えばタンパク質、脂質はほとんど含まれませんし、
他にもビタミンAやカルシウムも同様です。

それなのに食事をバナナだけで済ませるなど、もってのほかです。

あくまで通常の食事では十分に摂取できない栄養素を摂取する目的で、
いわゆる補助食品として食べるようにしましょう。

ちなみに昔、
朝にバナナだけしか食べないという、“朝バナナダイエット”が流行りましたね。

前述したように、バナナはエネルギー補給として優れていますし、
栄養価もそこそこ高いのでそこまで悪くはないと思います。

しかし、朝バナナだけで済ませるなら、
昼食、夕食はきちんした食事(特にタンパク質)の摂取が必要不可欠です。

「バナナだけしか食べない」というダイエットは絶対に辞めてください!

これは断食とほとんど変わらないので、
最初は体内の水分量の減少分で簡単に数Kg体重が減りますが、
体脂肪はあまり減りません。

そして次第に体重減少が収まり、
体重が減らなくなるどころか簡単にリバウンドしてしまうでしょう。

本当にダイエットがしたいのであれば、
きちんと栄養素をとって筋肉が落ちないようにするのが大事です。

あとがき

以上、バナナのカロリーや栄養についてでした。

バナナはエネルギー補給として優れているということを言いましたが、
他にも値段が安いことも特筆することが出来ますね。

一人暮らしを始めた大学生などにとって非常に重宝する食べ物です。

かくい言う私も、
甘いモノが食べたい時や小腹が減った時はバナナをよく食べていました。

一般的なアイスクリームやお菓子などよりもよっぽど健康的ですし、
値段やカロリーを抑えることが出来ます。

この記事を参考に、日々の食生活にバナナを取り入れてみてください。

また、バナナダイエットやバナナの保存法についても詳しくまとめたので是非ご覧ください。

あわせて読みたい
バナナダイエットの方法と効果|朝と夜どちらが痩せるのか? バナナダイエットは2008年に流行った「朝バナナダイエット」と新しく提唱された「夜バナナダイエット」の2種類が主流となっています。...

https://yase.tech/8028.html

他の果物のカロリーや栄養についても詳しくまとめています。

あわせて読みたい
果物40種のカロリー・栄養一覧表(食物繊維・糖質・ビタミン・ミネラル) 果物はお菓子や食後のデザートに食べられる食品ですが、甘い生クリームやアイスクリームなどと比べるとヘルシーで健康的なイメージがあるかと思...
著者プロフィール
テク

テク

元ボクサー/ダイエットアドバイザー
試合の度に2週間で6Kgの減量をしていた元ボクサー。 元来の『食べることは好きだけど面倒な運動は嫌い』という性格がたたり、引退後は10Kg以上増量。 正しいダイエットの知識を身に着けた今では、毎日好きなものを食べて体脂肪率10%台前半を維持。 Twitter(@yasetech)ではダイエットに役立つ情報を配信中。
スポンサードリンク