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顔がでかい人の4つの原因&今すぐ取り組める顔痩せ(小顔)の方法

顔がでかい人の4つの原因&今すぐ取り組める顔痩せ(小顔)の方法

突然ですが、顔が大きい人は何が原因だと思いますか?

もともと生まれつきの骨格のせいで顔が大きい人はいますが、他にも顔を大きくしてしまっている要因はいくつかあります。

今回は顔の大きさを左右する要因を全て説明していき、それらに対して適切に対処する顔痩せの方法をご紹介します。

1.顔がでかい人の4つの原因

顔が大きいと言うと、
大体の人が「脂肪太り」または「もともとの骨格」などをイメージしますが、
それだけではありません。

他にもいくつかの原因に細分化されるため、
まずはその原因を把握し、それを解消するような方法をとる必要があります。

では、顔が大きい人にはどんな原因があるのでしょうか?

主に以下の4つに分類されます。

  1. 脂肪太り
  2. むくみ
  3. 口の筋肉の発達やコリ
  4. もともとの骨格

1.1.脂肪太り

脂肪太り

単純に脂肪がつくとその分、顔が大きくなってしまいます。

通常、「他の部位は脂肪は少ないのに顔だけ極端に脂肪が多い」なんてことは無いので、
自分が脂肪太りかどうかというのは分かりやすいのではないでしょうか。

お腹周りや二の腕の脂肪が気になったり、
体脂肪率が高かったりする人は脂肪太りが原因で顔が大きくなっている可能性が高いです。

ちなみに体脂肪率の平均についてはこちら。
体脂肪率の計算方法&男性・女性の平均(標準・理想)体脂肪率

これを解消するためには脂肪を減らすしか無いのですが、
具体的な方法は後述します。

1.2.むくみ

水分

太っているわけではないのに顔が膨れている人は、
“むくみ”が原因の可能性があります。

むくみとはつまり皮膚の下の細胞間に水分が溜まった状態なのですが、
その状態になるのにもいくつかの要因があるのです。

例えば食生活や生活リズムの乱れで引き起こされますし、
寝ている間は重量の影響を受けないので毎朝顔がむくんで大きくなってしまう人もいます。

むくみを解消して顔を小さくする方法も詳しくは後述します。

1.3.頬の筋肉の発達やコリ

頬

「頬が膨らんで見える」、または「エラが張っている」という時は、
頬の筋肉が発達しすぎていたり、コリ(緊張)があるときに生じます。

これに関係する筋肉を“咬筋(こうきん)”と言います。

歯をグッと噛みしめてください。
その時固くなる筋肉が咬筋です。

普段ものを噛むときに使われますし、
無意識のうちに歯を噛みしめてしまう癖がある人、
寝ている時に歯ぎしりをしてしまう人なんかは自然と咬筋が発達してしまいます。

この筋肉が発達すると頬が盛り上がり、
顔が大きくなっていしまうのです。

これを解消するためには咬筋をほぐす必要があります。

美容クリニックでは、
エラをなくすためにボトックス注射で咬筋を縮小させるということもされています。

1.4.もともとの骨格

骨格

脂肪にむくみ、筋肉と、後天的な原因について述べましたが、
“もともとの骨格”という先天的なことが原因の場合も当然あります。

というよりも、この骨格が顔の大きさを決める大部分を占めますね。

また、「顔の骨の継ぎ目に隙間ができることで顔が大きくなる」
と骨格の大きさについて後天的な原因として言われることもあります。

そして、骨を矯正することで顔を小さくすることができると言われることがあるのですが、
これについては医学的根拠が無い単なるデマに過ぎません。

詳しくは後述します。

2.脂肪太りの解消法

顔が大きい理由が“脂肪”の場合、
それを解消するにはダイエットをして脂肪を減らすしかありません。

「いわゆる部分痩せをして、顔の脂肪を集中的に落とすのが良い」
という情報を見かけることがあるかもしれませんが、
狙った部位の脂肪を落とす部分痩せは科学的に不可能だと証明されています。

脂肪燃焼のメカニズムは全身を循環する血液が関係しますからね。

ということで、顔の脂肪を落とすには通常のダイエット、
つまり「摂取カロリー<消費カロリー」にして地道に脂肪を減らしていくしかないのです。

食事を改善して摂取カロリーを減らすか、
有酸素運動をして消費カロリーをしましょう。

個人的におすすめしているのが、
1日のカロリー収支を-300Kcal程度にすることです。

急に摂取カロリーを減らしすぎると体の代謝が落ちていき、
次第に体重が減らなくなりリバウンドに繋がります。

それだけではなく、栄養を取らないと健康や美容に悪く、
病気になりやすかったり、日々の生活に支障が出てしまったりもしますからね。

長期的な視野で地道なダイエットに取り組むのをおすすめします。
詳しくは以下をご覧ください。

10Kg以上痩せる最も楽で理想的な体重の落とし方

3.顔のむくみの解消法

私たちは寝ている間は重力の影響を受けないので、
寝起きの状態は一番むくみが生じるものです。

また、アルコールを摂取すると体内の水分量が増えるので、
飲み会の翌朝などは特にむくみは現れます。

このように顔のむくみが一時的に見られるような場合は、
入浴したり、蒸しタオルで顔を温めたり、最悪放置していても自然とむくみは治るものです。

しかし、慢性的に顔にむくみが見られる場合はきちんと対処する必要があります。

  • 体を冷やさないようにする
  • たんぱく質を十分摂取する
  • 塩分を取り過ぎない
  • カルシウムを十分摂取する
  • 運動の習慣をつける
  • 規則正しい睡眠をとる
  • リンパマッサージをする

などなど、気をつける項目はいくつもあるので頭に入れておきましょう。
以下の記事に詳しくまとめているので、是非ご覧ください。

むくみ(浮腫)の9個の原因&今すぐ簡単にむくみを取る方法

4.咬筋をほぐす方法

咬筋の発達やコリで顔が大きくなっている場合、
咬筋をほぐす必要があります。

そこで行うのが、咬筋のマッサージ舌回しエクササイズです。

マッサージは、咬筋の位置を手で確かめて、
そこをほぐすように軽く動かします。

■舌回しエクササイズの方法

  1. 口を閉じて、歯の表面をなぞるように舌を回し、同時に目も舌の動きと同じように回す。これをゆっくり3回繰り返す。
  2. 逆の方向も同様に舌と目を3回回す。

咬筋をほぐすだけではなく、
表情筋を鍛えてほうれい線や二重あごを解消したり、
むくみの改善するのにも効果があります。

5.骨格は矯正できない

顔の大きい原因が“もともとの骨格が大きい”というものだった場合、
残念ながら美容整形で施術するしか方法はありません。

ネットやメディアの情報では、
「“骨気(コルギ)”という手法で頭蓋骨の歪みを治して顔を小さくすることができる」
とよく言われたりします。

これは外部から力を加えて顔を矯正する方法で、
少し前に芸能人のパパイヤ鈴木さんが小顔になったとして宣伝されたり、
自分で施術を行うセルフ骨気なるものも話題になりました。

しかし、本当に効果があるのか?

ということですが、
実際には骨気は医学的根拠はないですし、
外部から力を加えたところで骨を矯正できないことは明らかになっています。

5.1.骨格を矯正することができない理由

骨気で顔が小さくなるという主張では、
「骨と骨の継ぎ目(縫合線)の隙間を埋める」と言われています。

確かに頭蓋骨は28個の骨が組み合わさってできているので、
その隙間を埋められれば顔が小さくなりそうです。

しかし、実際にはこれらの骨は隙間なく繋ぎ合わされているので、
力を入れて骨格のサイズを小さくするなんて不可能なのです。

想像してみてください。

顔のサイズが変わるくらい頭蓋骨の繋目に隙間がある状態なんてありえるでしょうか?

とてもじゃありませんが、
そんな状態になること自体がありえないことだと分かってもらえるかと思います。

むしろ動くはずのない骨を動かそうとするので、
骨気を危険視する声のほうが大きいくらいです。

結論としては、骨格の問題は美容整形以外では治しようがないということです。

あとがき

以上、顔がでかい人の4つの原因と、それぞれに対する適切な対処法についてでした。

骨格についてはなかなか難しい問題ですが、
脂肪、むくみ、咬筋については今日からでも対処することができるので、
是非この記事を参考に取り組んでもらえたらなと思います。

実際に顔を小さくできなくても、
ファッションやメイクで顔を小さく見せることもできます。

  • マフラーでアゴを隠す(冬限定ですが)
  • フレームの大きいメガネをかける
  • つばが長い大きい帽子をかぶる
  • スクエアネックやVネックなどで鎖骨を見せる
  • 大きいピアスをつける
  • アイラインやマスカラなどで瞳を大きく見せる

などなど、小顔に見せるテクニックは様々あります。

是非色んな方法をお試し下さい。

著者プロフィール
テク

テク

元ボクサー/ダイエットアドバイザー
試合の度に2週間で6Kgの減量をしていた元ボクサー。 元来の『食べることは好きだけど面倒な運動は嫌い』という性格がたたり、引退後は10Kg以上増量。 正しいダイエットの知識を身に着けた今では、毎日好きなものを食べて体脂肪率10%台前半を維持。 Twitter(@yasetech)ではダイエットに役立つ情報を配信中。
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