おでんといえばカロリーが低い具材が多くダイエットに適しているという印象があるのではないでしょうか。
確かにおでんは1個当たり10Kcal未満の具材もありますが、その一方でその10倍の100Kcalを超えるものもいくつかあります。
そこで今回、おでんの具材のカロリーをまとめ、さらにダイエットに効果的な食べ方をご紹介します。
目次
おでんの具のカロリー
まずはおでんの具材ごとのカロリーについて見ていきましょう。
コンビニのおでんのカロリー
コンビニ大手三社、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのおでんのカロリーをまとめました。
■セブンイレブン
- 大根:9Kcal
- しらたき:9Kcal
- こんにゃく:11Kcal
- はんぺん:35Kcal
- ロールキャベツ:41Kcal
- つみれ:43Kcal
- 牛すじ串:47Kcal
- たこ:49Kcal
- 焼きちくわ:50Kcal
- 厚揚げ:61Kcal
- だし巻き玉子:61Kcal
- さつま揚げ:63Kcal
- がんもどき:82Kcal
- ゆで卵:85Kcal
- 鶏つくね串:90Kcal
- ちくわぶ:97Kcal
- 餅巾着:132Kcal
■ローソン
- 昆布巻:3Kcal
- こんにゃく:6Kcal
- しらたき:7Kcal
- 大根:10Kcal
- かにたま:37Kcal
- 焼ちくわ:38Kcal
- ごぼう巻:40Kcal
- つみれ:42Kcal
- 三角はんぺん:45Kcal
- ロールキャベツ:50Kcal
- じゃがいも:54Kcal
- さつま揚:59Kcal
- がんも:60Kcal
- しょうが天:64Kcal
- だし巻き卵:71Kcal
- 絹厚揚げ:74Kcal
- ウインナー巻:75Kcal
- 焼とうふ:78Kcal
- 玉子:80Kcal
- 肉詰めいなり:91Kcal
- あらびきウインナー:103Kcal
- 餅巾着:105Kcal
- さぬきうどん:228Kcal
■ファミリーマート
- 大根:8Kcal
- こんにゃく:9Kcal
- 串玉こんにゃく:10Kcal
- 昆布巻き:11Kcal
- しらたき:12Kcal
- はんぺん:30Kcal
- つみれ:39Kcal
- 牛すじ:40Kcal
- カニカマボール:52Kcal
- 焼きちくわ:53Kcal
- エビ握り天:56Kcal
- がんも:56Kcal
- ごぼう巻き:59Kcal
- さつま揚げ:73Kcal
- 味付け玉子:73Kcal
- 肉いなり:74Kcal
- つくわぶ:78Kcal
- ニラ玉揚げ:79Kcal
- まる天:80Kcal
- だし巻き卵:82Kcal
- ウインナー巻:96Kcal
- 厚揚げ:103Kcal
- 餅巾着:111Kcal
カロリーの傾向
続いて、以上をもとにおでんの具材のカロリーの傾向について、
定番のものだけを取り出して見やすいようにまとめていきます。
■とても低カロリーな具材(~20Kcal)
- 大根
- こんにゃく
- しらたき
- 昆布巻き
■比較的低カロリーな具材(20~50Kcal)
- 牛すじ
- つみれ
- ちくわ
- はんぺん
■比較的高カロリーな具材(50~80Kcal)
- じゃがいも
- さつま揚げ
- がんもどき
- 玉子
- 豆腐
■高カロリーな具材(80Kcal~)
- ウインナー
- 厚揚げ
- 餅巾着
※カロリーは具材のサイズなどにも左右されるので、カロリーの区分けは大まかなものです
おでんがダイエットに向いている理由
では続いて、おでんがダイエットに向いている理由について説明していきます。
簡単にまとめると以下の3点です。
- 低カロリーな具材が多い
- ダシ(味付け)が低カロリー
- 栄養補給に優れている
一部の具材を除いて低カロリーな具材が多いこと、
そして味付けで高カロリーな調味料などを使わないことから、
おでんは摂取カロリーを抑えるのに適した料理といえます。
おでん1人前で大体が300Kcal未満になりますし、
200Kcal以下に抑えるのも容易です。
また、具材は低カロリーなだけでなく、
栄養が豊富なものが多いというのもポイント。
というよりも、色んな種類の具材があるので、
色んな具材を食べてバランス良く栄養が摂れるという感じですね。
“こんにゃく”や“しらたき”などから食物繊維やミネラル、
“練り物”や“玉子”、“牛すじ”、“豆腐”などからたんぱく質が補給できます。
ただカロリーを減らすだけなら食事量を減らせばいいだけですが、
ダイエットで難しいのはカロリーを減らしつつ栄養もしっかり摂るということ。
栄養が不足したら健康や美容に影響が及ぶということだけでなく、
リバウンドの原因にもなってしまいますからね。
そういった意味で低カロリーでありながら栄養がしっかり補給できるおでんは、
非常にダイエットに向いている料理だといえます。
強いて栄養面の欠点を挙げるなら、
ビタミンCなど一部ビタミンが十分に補給できる具材が無いことや、
塩分が多いということくらいですね。
葉物野菜をや果物を食べたり、
塩分が多い練り物やダシを摂取しすぎないようにしましょう。
ダイエットにおすすめの食べ方
続いて、ダイエット中のおでんの食べ方のポイントについてご紹介します。
ポイント1.高カロリーな具材は避ける
おでんは低カロリーな具材が多いので、
あまり意識しなくてもカロリーを抑えることができます。
また、玉子や豆腐、じゃがいもなど比較的高カロリーな具材でも、
栄養が豊富なのでむしろ1食に1個くらいは食べるのがおすすめです。
しかし、餅巾着や厚揚げ、ウインナーなど一番高カロリーな具材として分類したものは、
そこまで栄養面でメリットがあるわけでもないのでダイエット中は極力避けるのをおすすめします。
ポイント2.ご飯と一緒に食べない
おでんはご飯のおかずとして食べる人も多いかと思いますが、
これはダイエット中はNGです。
ご飯は1膳で270Kcalにもなるので、
おでんのカロリー以上になってしまうこともあります。
おでんで1食の摂取カロリーは大幅に抑えることができるのに、
ご飯を食べることで台無しになってしまうのです。
栄養面においても、
ご飯の糖質はおでんのじゃがいもや練り物から補給できる分で十分ですからね。
ポイント3.色んな具材を食べる
前述しましたが、
おでんのメリットは色んな具材からバランス良く栄養が摂れることです。
なので、低カロリーなこんにゃくや大根などばかりを食べるのではなく、
玉子やじゃがいも、豆腐、牛すじなども積極的に食べましょう。
低カロリーな具材だけを多く食べるのではもちろん栄養面でも問題ですが、
なかなか食欲は満たされませんし、食の楽しみも得られないと思います。
そういう極端なダイエットは続かないですし、リバウンドの原因になります。
餅巾着や厚揚げなど、高カロリーな具材ばかり食べるなどしない限り、
おでんでカロリーを摂りすぎるということはあまり考えられないので、
そこまで低カロリーなものばかりに拘る必要はありません。
一部の高カロリーな具材だけに注意するというくらいで結構です。
あとがき
以上、おでんの具材のカロリーやダイエットにおすすめの食べ方についてでした。
色々とカロリーの傾向やポイントなどを説明してきましたが、
おでんは何も考えずに普通に食べるだけでも摂取カロリーを抑えられるので、
最悪「おでんはダイエットに向いている」とだけでも覚えてもらえたらなと思います。
また、記事の中でも述べましたが、
ダイエットにおいてカロリーを抑えるだけではなく、
しっかり栄養を摂るということも同じくらい大事です。
なので、おでんのように低カロリーでありながら栄養豊富な料理が重宝します。
こういったカロリーと栄養の観点でおすすめの食材や食品について詳しくまとめているので、
ぜひこちらもご覧ください。