セルライトの原因とは?除去する唯一の方法とエステやマッサージで解消できない理由

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■この記事の内容

  • セルライトの正体とその原因
  • エステやマッサージなどでセルライトが解消できない理由
  • セルライトを解消するための唯一の方法

女性の太ももにできたセルライトの接写結論から言いましょう。

セルライトを除去する唯一の方法とは、食事制限や運動によるカロリーコントロールで痩せることです。

マッサージやエステ、サプリメントなどでセルライトが除去できるという情報もネットには多数ありますが、これらの多くは「セルライト」と「むくみ」を混同したものです。

医学的根拠に基づいて、セルライトの正体や原因、それを除去する方法について順序立てて説明していきます。

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セルライトとは一体何なのか?

まずセルライトとは一体何なのか、
正しい知識を付けましょう。

セルライトとは、主にお腹やお尻、太ももにできるブロック状の組織のことで、
皮膚の表面にあらわれる凸凹を指します。

女性の太ももに出来たセルライト

今では一般的な用語となっている「セルライト」ですが、
1973年にニューヨークのエステサロン経営者の記した本で世に広まり、
日本で周知され始めたのが2000年前後です。

このように歴史の浅いためか、
きちんとした定義がされているわけでもなく、
医学業界、美容業界、健康食品業界などで異なる説が説かれています。

特に、誤った知識を定着させて商業的に利用しようとする流れも見られるので、
正しい知識を身につけるのが大事です。

エステ、サプリ、クリームなどでセルライトが除去できるという情報には注意して下さい。

では、セルライトの正体について見ていきましょう。

セルライトの正体(原因)

セルライトと呼ばれる皮膚の凹凸の正体は、
単に“皮下脂肪が肥大化したもの”です。

健康な人とセルライトの人の肌や細胞の違い

もう少し詳しく説明すると、
皮下脂肪が溜まった際にその細胞から分化した「繊維芽細胞」という細胞が、
皮膚の表面側に引っ張られた状態です。

セルライトの原因として、
“冷え”や”代謝の悪化”、“ストレス”、“睡眠不足”など言われることがよくありますが、
そうではなく、直接的な原因は“皮下脂肪が溜まったことによるもの”です。

つまり、多くの人が考えるような複雑な要因から来るものではなく、
ただ単にカロリー管理の怠慢などからくる肥満と同等のものだったのです。

セルライトが発生する太ももや臀部などの脂肪と他の脂肪とで生化学構造に違いはなく、
セルライトが特別な脂肪ではないということが医学的に確認されています。

美容業界の間でセルライトは、
「脂肪細胞が老廃物を取り込んだもの」「リンパ液が溜まったもの」などという説を広めて、
脂肪とは別の対処法を提案する商業的な手法が見られますが、医学的根拠は一切ありません。

セルライトはむくみは完全に別物

セルライトは医学的にきちんと定義されている“むくみ(浮腫)”とは別物なんですが、
これを混同した説明を多く見かけます。

ただの皮下脂肪セルライトに対し、
様々な要因から水分が細胞間に溜まることで生じるのがむくみです。

むくみ(浮腫)の原因・メカニズム・改善する方法など、むくみに関するあらゆることを図解します。 むくみのメカニズム自体は簡単ですが、むくみを引き起こす原因は様々なものがあり、むくみを根本的に解消するためには自分のむくみの原因を把握して対策し

当然ですが、セルライトとむくみは生じる原因が違いますし、
対処法も全く異なります。

中にはセルライトを除去する方法として、
むくみの改善法を提案しているものもよく見かけるので注意しましょう。

温めたり、マッサージをしてもセルライト(脂肪)は消えません。

女性にセルライトが多い理由とは?

さて、疑問に思う方も多いかと思いますが、
「何故セルライトで悩んでいるのは“女性”が多いのか?」

疑問

男性にもセルライトは発生しますし、
女性ほど見た目に敏感ではないということもあるかもしれませんが、
実際に女性のほうがセルライトになりやすいのは間違いありません。

ではその理由は何故なのかというと、
“女性は皮下脂肪がつきやすいから”です。

『内臓脂肪』『皮下脂肪』という言葉は誰しも聞いたことがあると思いますが、具体的にどんなものでどんな性質があるのか理解している人は多くありません。 実は内臓脂肪と皮下脂肪には大きな違いがいくつもあるのです。 今回はこれらの違いに加え、内臓脂肪

男性は女性と比べポッコリお腹の人が多い印象があるかと思いますが、
それは男性が皮下脂肪よりも内臓脂肪がつきやすいことに起因します。

逆に女性は男性よりも体に丸みを帯び、お尻や二の腕、太ももなどに脂肪が多くつくのは、
女性が内臓脂肪よりも皮下脂肪の方がつきやすいからです。

これは女性が外部の衝撃から身を守るためであったり、
女性ホルモンの分泌によるものだと言われています。

そして、皮下脂肪が溜まりやすい女性だからこそ、
セルライトができやすいのです。

これも、セルライトが皮下脂肪にすぎないことの証拠ですね。

間違ったセルライトの対処法

間違ったセルライトの対処法

続いて、間違ったセルライトの対処法について見ていきます。

基本的に脂肪を落とす目的以外の行為は全て間違っているのですが、
ネット上の情報には医学的根拠の無いいい加減な情報が多くあるのでこれを取り挙げます。

  • エステ
  • リンパマッサージ
  • セルライト除去クリーム
  • 体を温める
  • カリウムが多い食品を食べる
  • セルライトローラー

【間違った対処法1】
エステ

上述しましたが、セルライトを利用したエステの広告は多くありますが、
エステでセルライトを除去することは不可能です。

「痩身エステ」なるものもありますが、
施術で脂肪を消すことなんてできないのは分かるかと思います。

【間違った対処法2】
リンパマッサージ

ネットの情報で一番多く見かけるのが、
リンパマッサージによるセルライトの除去法です。

これに関しては、完全にセルライトとむくみを混同しています。

リンパのつまりがむくみを引き起こすので、むくみ改善には効果的ですが、
マッサージでセルライト(皮下脂肪)を消すことはできません。

また、
中にはセルライトを潰すようにマッサージすることを推奨しているサイトもあったのですが、
マッサージと称してセルライトを潰すのは絶対にやめましょう。

セルライトは指で押すと音がなったり、潰れたような感じがすることもありますが、
それはセルライト自身が潰れているのではなく、組織が指で弾かれているだけなのです。

脂肪細胞は肥大しても130?~140μmくらいの大きさなので、
潰せるはずもありません。

セルライトに圧力をかけるのは、
無駄に皮膚や脂肪組織に負担をかけるだけで、
痣になってしまうこともあるので気を付けましょう。

【間違った対処法3】
セルライト除去クリーム

なんと、セルライト除去クリームというものまで販売されており、
多くのサイトで推奨されています。

脚痩せクリームとも言われていますね。

公式サイトをいくつか見ましたが、
何故痩せるかという原理のことは書かれておらず、
そこにあったのは、“成分が凄い”や“これだけ細くなりました”とだけでした。

塗るだけで脂肪がなくなるのであれば、
凄いを通りこして怖いです。

【間違った対処法4】
体を温める

これもセルライトとむくみを混同していますね。

体を温めて血流やリンパの流れを良くすることでむくみを解消することはできますが、
皮下脂肪の除去とは一切無関係です。

健康的には体を温めるのは良いことですし、お金がかかることでもないですが、
セルライトを消すことはできません。

【間違った対処法5】
カリウムが多い食品を食べる

これもよく見かけますが、
むくみに対する対処法です。

人体は塩分を摂り過ぎるとその分体内に水分を溜め込もうとし、
それが原因でむくみになってしまうことがあります。

カリウムはその塩分を排出する作用があるため、
むくみの解消には効果的です。

しかし、当然カリウムを摂取したところで皮下脂肪はなくなりません。

【間違った対処法6】
セルライトローラー

セルライトを除去するためのマッサージ器として、
セルライトローラーというものも売られています。

これまでと同じことを言いますが、
マッサージで皮下脂肪を除去することはできません。

セルライトを除去する唯一の方法

セルライトを除去する唯一の方法

最後に、セルライトを除去する方法をお教えします。

むくみの場合は原因が色々考えられるため様々なアプローチがあるのですが、
セルライトの場合は根本的な解決策はただ一つです。

ここまでの話を聞いていたら予想できるとは思いますが、
それは、「痩せること」です。

セルライトは皮下脂肪なので、
皮下脂肪を落とせば当然セルライトは消えます。

つまり、運動や食事制限で地道にカロリーコントロールするのが、
セルライトを除去する一番の近道なのです。

後は普通のダイエットになってしまいますが、
私が推奨しているダイエットを是非参考にして下さい。

『絶対に痩せるダイエット』をお教えします。 誤解しないでもらいたいのが、『(実現できれば)絶対に痩せる』という意味ではなく、『確実に実現できる』という意味です。 前者の意味だと、「食事を食べずに運動すればいい」という答えで完結しますから
ダイエットに関するテレビ番組や雑誌などでよく10Kg以上痩せた人が取り上げられることがあります。 そんな人達は「特別な事をしている」、「自分とは違った存在」だと思っていませんか? しかし、10Kgものダイエットでも、正しい方法と心構えにより

さて、ここで注意点が2つあります。

皮下脂肪は落ちにくい

皮下脂肪は内臓脂肪よりも使われにくく、
落とすのが難しいとされています。

つまり、脂肪が落ちてきても、
セルライトは中々消えにくいということです。

「痩せてもセルライトは消えない」と言われることがありますが、
この文言はエステやサプリメントの訴求に使われる常套句で、
単に皮下脂肪が落ちにくいというだけのことです。

これをあらかじめ頭に入れておき、
焦らず脂肪を落としていきましょう。

部分痩せは不可能

そして、狙った部位の脂肪を優先的に落とすという部分痩せは、
医学的に不可能とされています。

腹筋をすればお腹から痩せたり、下半身の運動をしたら足から痩せたり、
なんてことはあり得ません。

運動でカロリーを消費したとしても、
落ちるのは全身の脂肪が関係してきます。

これは脂肪燃焼のメカニズムから理解していただけるのではないでしょうか。

■脂肪燃焼のメカニズム

運動などでエネルギーが必要となると、脂肪分解に関するホルモンや酵素(リパーゼ)が活性化されることで、脂肪からエネルギーが供給される。このホルモンや酵素は血液によって全身を循環しており、脂肪分解は全身の脂肪が関与する。

つまり、太ももにセルライトが出来たとしても、
下半身の運動をすれば早くセルライトが除去できるというわけではありません。

それよりもカロリーの収支をきちんと管理するのが大事なのです。

あとがき

以上、セルライトの原因やセルライトの正しい解消法でした。

まとめるとこのようになります。

  • セルライトは皮下脂肪が肥大して発生する
  • セルライトを除去するには通常のダイエットと変わらない

今回のセルライトの件に限らず、
ネット上には誤った情報が数多く出回っています。

今ではネットで誰でも簡単に情報を発信できるようになったということもありますが、
特に美容や健康関連の事柄に関しては商業的に利用しやすいこともその要因です。

美しい体を手に入れるためには、
日々の努力の他に、正しい知識を身に付けるために、
きちんと正しい情報を精査するのが大事なのです。

『絶対に痩せるダイエット』をお教えします。 誤解しないでもらいたいのが、『(実現できれば)絶対に痩せる』という意味ではなく、『確実に実現できる』という意味です。 前者の意味だと、「食事を食べずに運動すればいい」という答えで完結しますから
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