「1日1食」VS「1日5食」|ダイエットに効果的なのはどっち?

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この記事が読まれるのは
2,710回目です。

『1日1食ダイエット』と『1日5食ダイエット』。

この正反対のダイエット法はどちらも度々取り上げられるのですが、結局食事回数を増やせば良いのか減らせば良いのか、分からない人も多いかと思います。

今回、どちらがダイエットにおいて効果的なのかを詳しく説明していくので、ぜひ参考にして下さい。

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食事回数における正反対のダイエット法

世の中には色々なダイエットがあり、
日々新たなダイエットが提唱され続けています。

その中には全く正反対のダイエットもあり、
どちらを信じて良いのか分からないこともあるでしょう。

今回取り上げる、
“1日1食ダイエット”“1日5食ダイエット”はその典型ですね。

それぞれのダイエットの理論としては一見どちらも正しいように思えるのですが、
言っていることは正反対です。

『食事回数を減らせば代謝が上がる』
『食事回数を増やせば代謝が上がる』

これらはどちらが正しいのか、はたまたどちらも間違っているのか。

今回は食事回数とダイエットの関係について詳しく説明していきます。

それぞれのダイエットの理論

まずはそれぞれのダイエットの方法や理論について見ていきましょう。

1日1食ダイエットの方法と痩せる理論

名前の通り1日の食事回数を1食にするダイエットですね。
食事をする時間は、夜が推奨されるのが多いです。

1日1食で痩せる理由としては以下のように言われています。

  • 1日の総摂取カロリーを抑えられる
  • 内蔵を休めることができ、代謝がアップし脂肪燃焼が促進される

前者については何となくわかると思います。

どんなにお腹が空いていたとしても、
普段の3食分の食事を平らげるのは困難なので、
結局は1日の食事量は減るものです。

後者については今回の議論の争点ですね。

普段酷使している内臓を休めることで機能が回復し、
代謝がアップしてダイエットに良いだけではなく健康にも良いと言われています。

食事回数を減らすことで代謝が上がるということが言われていますが、
本当に内蔵を休ませることで代謝が上がるのか、後で説明していきます。

1日5食ダイエットの方法と痩せる理論

こちらも名前の通り、1日の食事回数を5食にするダイエットです。

食事の摂取カロリーは変えずに、
1食あたりの食事量をそれぞれ少なくする代わりにこまめに食事をします。

このダイエットの理論としては以下のように言われています。

  • 食事の間隔が開くと食事から余計にカロリーを吸収してしまうのでそれを防ぐ
  • 食事の間隔が開くと飢餓状態になり消費カロリーを節約してしまい代謝が悪くなるのでそれを防ぐ
  • 力士は太るために食事回数を減らして1日2食にしている⇒痩せるために食事回数を増やす

こちらは見事に1日1食ダイエットとは逆の理論が述べられています。

1日1食ダイエットは食事を減らすと代謝が上がるというのに対し、
1日5食は、食事を減らすと代謝が下がるからこれを防ぐために食事回数を増やすというものです。

また、力士が朝食を食べずに1日2食で済ませるという例を挙げ、
食事回数を減らすと太るということを言っている説明もよく見かけます。

では1日1食と1日5食、どちらが正しいのかを見ていきましょう。

「1日1食ダイエット」「1日5食ダイエット」どちらが正しい?

結論を言うと、
両者のダイエットにおける代謝の説明は誤り、または誇張表現で、
“結局ダイエットは食事回数ではなく摂取カロリーが大事”ということになります。

ではその理由について説明していきます。

食事回数とダイエットに関する研究結果

まずは食事回数とダイエットに関して行われた研究をご紹介します。

A controlled trial of reduced meal frequency without caloric restriction in healthy, normal-weight, middle-aged adults. – PubMed – NCBI

これは1日1食と1日3食をぞれぞれ8週間続けた際の体重減少や健康に関する数値を比較し、
食事回数における影響を研究した結果をまとめたものです。

結果としては、総摂取カロリーが等しければ、
食事回数によって体重減少に有意差は生じないということが明らかになりました。

1日5食の研究ではないのですが、
この結果だけでも食事回数で代謝が変化するなんてことはないということが分かるかと思います。

これだけ見ても“結局はカロリーの収支が大事というのは明らか”ですね。

食事の間隔が少し空いただけで代謝は変わらない

確かに私たちはある状況下では、
エネルギーを節約して代謝を低くするということは起こりえます。

その状況というのは、
短期間で体重を急激に減らしてしまい、いわゆる“飢餓状態”と体が認識した時です。

これはいざという時のための生命維持において重要な役割なのですが、
ダイエットにおいては停滞期やリバウンドの原因となります。

詳細はこちら:リバウンドしない痩せ方|ダイエットにおける停滞期の原因と対策

しかし、これは1ヶ月で体重を5%以上落とすというような、
急激な体重減少でないと起きません。

たった数時間食事の間隔が空いたからといって、
1日の代謝が変わるはずがないのです。

力士が1日2食なのは太るためではない

また、『力士が1日2食なのは太るためであり、痩せるには逆に食事回数を増やせばいい』
ということについては全くの的はずれな考えです。

確かに力士は朝食をとらないので1日2食ですが、
これは太るためではないですし、そもそも間食をするので厳密に1日2食というわけではありません。

力士が朝食を摂らないのは、
朝稽古のため食事が摂れず、昼食に朝食を兼ねた食事を摂るからです。

そして、昼食と夕食の間には間食もします。

また、改めて考えてみると、
もしも食事の回数を減らすのが太るのに効果的というのであれば、
力士は1日1食を厳密に守るはずです。

なので、食事回数とダイエットの議論の場において、
この力士の例は全くあてにならないのです。

痩せるためには1日1食ダイエットの方が効果的

食事の回数で代謝量が変化するということはないので、
結局は摂取カロリーを減らすのがダイエットにおいて重要ということがわかったかと思います。

そうなると、一般的に食事回数を増やすよりも「1日1食」で済ませた方が摂取カロリーは低くなります。

各々の食生活や性格にもよると思いますが、
やはり1食で通常の1日分の食事を摂るのは困難なので、
食事量、摂取カロリーは減るものです。

なので、痩せるのにはどちらが効果的かと言えば、
「1日1食ダイエット」の方に分があります。

1日5食というのも、
仕事中に間食を挟むのが難しい場合も多いでしょうしね。

しかし、1日1食ダイエットにも相応のデメリットがあります。

1日1食ダイエットのデメリット

1日1食ダイエットには主に2つのデメリットがあります。

【1日1食ダイエットのデメリット1】栄養の偏り

1日1食にしてしまうと、
どうしても食事の品数が減り栄養が偏ってしまいます。

1日の栄養をきちんと計算している人は稀ですが、
それでも3食異なる食品を取っていればそれなりに栄養はカバーできるものです。

しかし、1日1食で品数を多くするのは、なかなかできることではないので、
少ない品数でそれぞれの量を多くしてしまいます。

そうすると重要な栄養素でもきちんと摂取できないものもでてくるため、
それにより健康や美容に支障が生じることも珍しくありません。

特に“たんぱく質”“食物繊維”“ビタミン”“ミネラル”などは積極的に摂りたいですね。

このデメリットの対処法としては以下の通り。

  • 品数を多くする
  • サプリメントを服用する(たんぱく質補給のためにはプロテインがおすすめ)

【1日1食ダイエットのデメリット2】空腹を我慢しないといけない

そして当然ですが、
食事回数を減らす分、空腹の状態が続くため我慢を強いられます。

このことを考慮すると、
人によっては食事回数を減らすよりも3食の食事量を減らすほうが楽と感じる人もいるでしょう。

なので、1日1食が楽というわけではありません。

複雑なカロリー計算などしなくても「1日1食」というルールだけ守れば良い
というシンプルな点がこのダイエットの肝ですね。

どんな食事でもどれだけ食べても、
大抵は摂取カロリーが減って痩せることができます。

ただ、痩せるのはあくまでも、
食事の総量(総摂取カロリー)を減らせるからであり、
食事の間隔が空く事自体に意味が無いというのを抑えておきましょう。

また、1日1食ははじめのうちは辛いですが、
その生活に慣れれば空腹は気にならなくなるものです。

また、習慣になれば続けるのが苦ではないので、
痩せたあとでもずっと無理なく続けることができます。

1日1食を習慣にできるかどうかが1日1食ダイエットのポイントです。

あとがき

以上、「1日1食ダイエット」と「1日5食ダイエット」について解説しました。

まとめると以下のとおりです。

  • 食事回数によって代謝に影響をおよぼすことはない
  • 結局はカロリーの収支が重要
  • 一般的に食事回数を減らすほうが1日の食事量(摂取カロリー)も減るため痩せやすい
  • 1日1食ダイエットを実践する場合、栄養の偏りには気をつけて、品数を増やすしたり、サプリメントで補ったりするのが大事

結局は1日1食の方がダイエットにおいて分があるとは思いますが、
今回重要なことはそこではありません。

結局はカロリーが重要であるということです。

一般的に食事回数を減らすほうが摂取カロリーを減らしやすいですが、
他にカロリーを減らせる方法があれば1日1食にこだわる意味はありません。

また、食事制限のダイエット法について詳しくまとめているので、
ぜひ以下の記事も参考にして下さい。

私達の体は日々の食事によって作られるので、ダイエットの際に食事に気を配る必要があるのは言うまでもないと思います。 しかし、ダイエットにおいて食事の摂り方については情報が錯綜しており、結局何を信じれば良いのか、どのように食事を摂れば良い
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