食事法

豆乳にダイエット効果は一切ない!太る可能性も高いのでNG

豆乳は納豆やおから、豆腐同様に大豆食品なので、重要な栄養素が豊富に含まれており、健康や美容に重宝します。

それだけではなく、豆乳はダイエットにも使われることがあり、豆乳を飲むだけで痩せるというようなことが言われたりします。

今回は世間一般で言われている豆乳ダイエットのおかしな点などを指摘していくので、豆乳ダイエットに興味がある人はぜひ参考にして下さい。

豆乳がダイエットに効果的と言われている理由

豆乳はダイエットに良いとよく言われますが、
実際は酵素ダイエットフラフープダイエット同様にインチキダイエットの一つです。

それを説明するために、
まずはなぜ豆乳がダイエットに良いと言われているのか見ていきましょう。

豆乳ダイエットを推奨するサイトは主に以下の理由が挙げられています。

  • 豆乳は低カロリー
  • 基礎代謝が上がる
  • 便秘が解消されて体重が減る
  • むくみが解消されて体重が減る
  • 生理前に豆乳を飲んだら生理後に痩せる

しかしこれらは全て、
嘘またはダイエット効果と言うには乏しい程しか効果がないのです。

単純に、この世の中に摂取して痩せるという食品・飲料はありませんし、
豆乳の成分は納豆や豆腐なども同様に含まれているので豆乳だけ取り上げられている時点で怪しいと思うべきです。

豆乳ダイエットのダイエット効果は嘘!

では、なぜ豆乳のダイエット効果は嘘なのか、
その理由について説明していきます。

1.豆乳は高カロリー

豆乳は低カロリーと言われることがありますが、
実際に他の飲料と比べると高カロリーであることが分かると思います。

以下は各種飲み物1杯(200ml)あたりのカロリーです。

  • 紅茶:1Kcal
  • コーヒー無糖:8Kcal
  • コーヒー微糖:40Kcal
  • アクエリアス:38Kcal
  • オレンジジュース:82Kcal
  • コーラ:90Kcal
  • 豆乳:95Kcal
  • 牛乳:138Kcal

低カロリーどころか、飲み物の中でも高カロリーな部類だったのです。

オレンジジュースやコーラは糖質がカロリーの元ですが、
豆乳や牛乳はそれよりも単位あたりのカロリーが高い脂質が元となっていますからね。

当然、豆乳を飲んだらそのカロリー分だけ太ってしまいます。

2.豆乳で基礎代謝は上がらない

世の中には様々なインチキダイエットがありますが、
それを簡単に見抜く方法は「基礎代謝が上がる」というワードに注目することです。

基礎代謝を上げると痩せるとはよく言われるのですが、
そもそも“基礎代謝は体型で大部分が決まる”ため簡単に増減するものではありません。

基礎代謝を上げる唯一の方法は“食事をたくさん食べて体を大きくすること”です。

つまりダイエットにおいて「基礎代謝を上げる」という概念は役に立たないのです。

しかし、あまり知識がない人は基礎代謝と言われると鵜呑みにしてしまう傾向があるので、
インチキダイエットを推奨する人にしてみたらこれほど便利なワードはありません。

体温を上げる、血流を良くする、特定のものを食べる、酵素ドリンクを飲む、筋肉をつける、
こういったことで基礎代謝が上がりダイエットに繋がると言われるのですが、
これらも全て誤りです。

体温を上げたり筋肉をつけるというのは実現できれば確かに効果がありますが、
常時体温を高く保ったり、ダイエット中に筋肉をつけたりということは非現実的ですからね。

基礎代謝は簡単に上がるものではないので、
豆乳200ml程度で変わるはずもありません。

3.便秘解消≠ダイエット

豆乳はオリゴ糖が含まれているので、
腸内環境を良くして便秘を解消する効果はある程度見込めます。

また、便秘が解消するとその分体重が減ったりお腹がすっきりしたりするでしょう。

しかし、便秘には様々な原因があるため豆乳で解消できるのは一部だけでしょうし、
食物繊維や乳酸菌を摂ったり、運動したり、もっと効果が見込める方法はたくさんあります。

それに、便秘が治ったからと言って脂肪が減るわけではないので、
これをダイエット効果ということはできません。

4.豆乳だけでそこまでむくみ解消は見込めない

確かに豆乳1杯あたり300mg~400mgという多くのカリウムが含まれており、
カリウムは塩分を排出してむくみを解消する効果があります。

ただし、カリウムの1日の目安量は男性2500mg、女性2000mgなので、
豆乳1杯で大きな効果が得られないのです。

果物で言えばバナナや桃など、
豆乳と同等のカリウム量を低カロリーで摂取できる食品はありますしね。

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また、むくみの正体は水分なので、
これが脂肪が減るわけでもありません。

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5.生理前や生理後の体重増減は豆乳とは無関係

「豆乳が女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)に作用するので、生理前に飲むことで生理後に一気に痩せることができる」

生理前豆乳ダイエットが痩せることはこのように一見難しい理論で説明されています。

これについてはあえて複雑な理論を提唱して信憑性を与えているだけで、
実際には一切根拠はありません。

そもそも生理前に体重が増えて生理後に体重が減るというのは、
大部分が“水分”なので本来気にする必要はないのです。

生理前の短期間に何百gと脂肪が増えるというのは、
よほど暴飲暴食をしない限りありえませんからね。

生理前に水分を溜め込むことで体重が増え、
生理が終わると水分排出により体重が減るのは普通です。

生理後に体重が減るのをあたかも「生理前に豆乳を飲んだからだ」と提唱するインチキダイエットが生理前豆乳ダイエットなのです。

あとがき

以上、豆乳のダイエット効果についてでした。

豆乳を飲んだだけで痩せるなんてことはなく、
むしろ高カロリーなので太る可能性も高いと言えます。

毎日1杯飲むことで100Kcal強を摂取することになりますが、
これだけで目に見えて太ることはありません。

しかし、豆乳のダイエット効果を過信してその分余計にカロリーを摂取すると
みるみるうちに太っていくでしょう。

ただし、豆乳などの大豆食品は栄養豊富で健康や美容には非常に重宝するので、
ダイエット目的以外で飲むのならおすすめです。

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著者プロフィール
テク

テク

元ボクサー/ダイエットアドバイザー
試合の度に2週間で6Kgの減量をしていた元ボクサー。 元来の『食べることは好きだけど面倒な運動は嫌い』という性格がたたり、引退後は10Kg以上増量。 正しいダイエットの知識を身に着けた今では、毎日好きなものを食べて体脂肪率10%台前半を維持。 Twitter(@yasetech)ではダイエットに役立つ情報を配信中。
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