水泳ダイエットが失敗する理由|運動の中で消費カロリー1位は嘘だった!?

Facebook alt 10 Facebook alt 10 0 0
この記事が読まれるのは
162回目です。

有酸素運動には色んな種類のものがあります。

その中でも「水泳」は消費カロリーが最も多く、ダイエットで一番痩せやすいと言われることが多いです。

しかし、実際にはそんなことはなく、水泳は限られた人しか痩せることができません。

今回は水泳がダイエットで失敗しやすい理由について詳しく解説していきます。

スポンサードリンク

水泳ダイエットが失敗しやすい理由

水泳はダイエットに効果的な運動と言われることが多いですが、
実際は水泳で痩せられる人は限られています。

image

むしろダイエットの中でも挫折しやすく痩せにくいので、
個人的にはあまりおすすめできません。

水泳が失敗しやすい理由としては主に2つが挙げられます。

  • 水泳の消費カロリーを過信している人が多い
  • 水泳は手軽に行うことができない

水泳は水の抵抗があるから消費カロリーが多いという人が多いですが、
実際には有酸素運動の中でもそこまで秀でているわけではありません。

速いペースで長時間泳ぎ続けることができるようになって、
初めてランニングと同程度の消費カロリーが見込めます。

長時間泳ぎ続けられるような技量がない人にとっては、
逆に効率の悪い運動となってしまうのです。

それなのに水泳で膨大なカロリーを消費した気になってしまい、
その気の緩みがダイエットの失敗を招きます。

また、運動は水泳に限らず1回の運動で落とせる体脂肪なんて僅かなので、
頻度を高めたりしっかり継続したりするのが何よりも大事です。

水泳のように手軽に行えない運動はそれだけでダイエットとしては不向きと言えるでしょう。

今回はこのあたりのことを詳しく解説していきます。

「水泳の消費カロリーがNO.1」は嘘?

image

運動ダイエットや運動のカロリーについて調べていたらこんな文言によく出会うと思います。

「水泳は運動の中でも最も消費カロリーが多い」
「水泳は痩せるのに最も効率的な運動」
「クロールの消費カロリーは1時間で1000Kcal以上(ランニングの2倍)」

これらについて鵜呑みにしてしまう人も多いのではないでしょうか?

実際に取り組み方によっては正しい場合もありますが、
実はかなり厳しい前提条件を伴っています。

長時間ほぼ休まずに、速いペースで泳ぎ続けられる

というものです。

ランニングと水泳のカロリー比較

運動の消費カロリーを計算するには色んな方法がありますが、
最も一般的なのがメッツを用いた計算です。

消費カロリー(kcal)=1.05×メッツ×時間(h)×体重(kg)

運動毎にメッツが定められおり、
計算式のメッツの部分に当てはめることで消費カロリーを求めることができます。

運動の消費カロリーを比較するにはこのメッツを比較すればいいだけです。

では水泳の消費カロリーを
陸上運動の中でも最もカロリー消費効率が高いランニングと比較してみましょう。

ランニングと水泳のメッツを比較すると以下のようになります。

  • ランニング(軽:8.0Km/時):8.0メッツ
  • ランニング(並:9.0Km/時):9メッツ
  • ランニング(速:10.8Km/時):11.0メッツ
  • クロール(軽):8.0メッツ
  • 平泳ぎ:10メッツ
  • バタフライ・速いクロール:11.0メッツ

ランニングのペースは男女や年齢、個人差はあると思いますが、
1時間で8Kmは比較的ゆっくり、9Kmは並のペース、10.8Kmはそれなりのペースです。

ランニングの場合、慣れれば大抵の人は1時間走り続けるのはそんなに難しくありませんが、
クロールや平泳ぎを1時間ずっと続けられる人は限られます。

泳ぎ続けられるようになって初めてゆっくりのランニングと同程度の消費カロリー、
さらに速いペースで1時間泳ぎ続けられるようになってそれなりのペースのランニングに匹敵するのです。

水泳1時間で1000Kcalは絶対にありえない

サイトによっては
「クロールや平泳ぎの消費カロリーは1時間で1000Kcal以上になり、ランニングの2倍にもなる」
ということが書かれているものをよく見かけるのではないでしょうか?

最低限の知識があればこれがありえないことだと分かります。

1時間で1000Kcalがどの程度なのか、いまいちピンとこない人もいるかもしれませんが、
ランニングに置き換えてみるとそのヤバさが分かるかと思います。

これは「体重50Kgの人が1時間で20Km走った時」と同程度です。

1時間で20Kmというと、
フルマラソンの日本男子の歴代記録のペースくらいになります。

image

「1時間泳ぎ続けること」が「マラソン歴代記録のペースで1時間走ること」と
同等の運動量になるなんてありえませんよね。

メッツに換算すると“19~20”になるのですが、
正直どう計算したら1000Kcalを超えるのか分かりません。

ダイエットにおいてこの手のデマ情報が拡散されるのは珍しくないのですが、
このような情報を鵜呑みにしないようにしましょう。

ちなみに実際の消費カロリーについてはこちらをご覧ください。

クロールや平泳ぎなどは全身運動なので有酸素運動の中でもダイエットに効果的と言われています。 しかしこれらは、個人の技量に大きく左右されるので一概にダイエットにいい運動とは言い難い側面があります。 今回はこのことに加えて、クロール・平

運動は1回の量よりも頻度・継続が大事

水泳の消費カロリーはそこまで多くないといいましたが、
長時間泳ぎ続けられる人にとってはそれなりのダイエット効率が見込めます。

ランニングと同等かそれに少し劣るくらいなので、
運動の中では比較的消費カロリーは多い方です。

浮力や水の抵抗により“体の負担がかからず怪我がしにくい”というメリットや、
通常の有酸素運動よりもさらに“肺活量が鍛えられる”というようなメリットまであります。

しかしそれでも、
水泳は手軽に行えないということが大きなネックとなるので個人的にはおすすめできません。

なぜなら運動は頻度や継続が大事であり、
そのためにも毎日手軽に行える運動が好ましいからです。

有酸素運動の中でも最高効率であるランニングも、
フルマラソン(約40Km)を走っても数千Kcal程度、脂肪に換算すると250g~500gにしかなりません。

毎週1回フルマラソン走ったとしても、月4回で1~2Kgの脂肪が落ちる程度。

これに対し毎日30~40分だけ時間をとって5Kmちょっと走るだけで、
月4回のフルマラソンと同程度の効果があります。

このように普通はまとまった時間をとって運動を行うよりも、
こまめに少しずつ運動を行うほうが楽に感じるものなのです。

水泳の場合はプールに行く必要があるので、
毎日行うというのは難しくせいぜい週2~4くらいではないでしょうか?

それだと1回あたり数時間泳いでやっと毎日5Kmのランニングに相当する消費カロリー、
脂肪換算で月に1~2Kgのダイエット効果になります。

水泳の消費カロリーがそこまで突出していないということもあり、
それなら毎日ウォーキングをする方が効率的であったりします。

プールに行って泳ぐまでの移動や準備の時間もありますしね。

ランニングも必要なものはウェアと靴くらいで毎日手軽に行えるので、
カロリー消費効率と相まってさらにおすすめな運動です。

ランニングにはどれくらいのダイエット効果があるのか、また、ランニングをすることで健康面にどんな効果をもたらしてくれるのかご存知でしょうか? 今回、1Kg痩せるためのランニングの距離の目安や、ランニングのダイエット面以外のメリットについ

あとがき

以上、水泳ダイエットが失敗しやすい理由、
個人的にダイエットとしておすすめできない理由についてでした。

水泳は多くの人が思っているほどダイエットに向いている運動ではありません。

しかし、水泳が楽しい、ランニングよりも続けるのが楽という場合、
その人は水泳が向いているといえるでしょう。

結局運動は続けられるかどうかが重要になってくるので、
消費カロリー云々よりも自分が楽しいと感じられるものが一番なのです。

ちなみに、運動ダイエットの基礎知識についてもまとめているので、
是非運動でダイエットをしたい人はこちらをご覧ください。

運動でダイエットをする場合、「どんな運動をすれば良いのか」「どういう風に取り組めば良いのか」「どれくらい運動をすれば痩せるのか」など色々気になることがあるかと思います。 これらの疑問が解決できるよう、基本的な運動の情報や具体的なノウハ
スポンサードリンク