きな粉 gのカロリー・栄養
カロリー: {{cal}}Kcal
きな粉のカロリーや栄養について解説していきます。
大豆食品の“きな粉”は健康や美容に効果的
意外と知らない人も多いのですが、きな粉は大豆食品です。
大豆を「煎る」「挽く」という工程で粉状にすればきな粉になります。
甘い和菓子などに使われることから砂糖と同種のものに思えるかもしれませんが、
意外と糖質は少なく成分は大豆と変わりません。
他の大豆食品『納豆』『豆乳』『豆腐』などと同様、
健康や美容に良い栄養素が詰まっています。
では具体的にカロリーや栄養について見ていきましょう。
きな粉は砂糖よりも高カロリー
きな粉7gに炭水化物は約2.2g含まれており、そのうちの1.2gが食物繊維なので糖質はわずか1gです。
※炭水化物=糖質+食物繊維
砂糖とは違い糖質は少ないのですが、
カロリーは砂糖よりも若干高くなります。
- きな粉7g:31Kcal
- 砂糖7g:28Kcal
この理由としては、きな粉は糖質の代わりに“脂質”や“たんぱく質”を含むからです。
きな粉に限らず大豆食品はダイエットに良いと言われることが多いのですが、
そこまで低カロリーではないので食べ過ぎると当然太ります。
ただ、きな粉は大量に食べるようなものではありませんし、
ほぼ糖質100%からなる砂糖と比べると、あらゆる栄養素が補給できるきな粉は健康や美容に効果的な食品と言えます。
きな粉を食べたからといって痩せるようなことはありませんが、
ダイエット中に食べることで健康や美容を維持するのに重宝するでしょう。
そういった意味では健康的に痩せるためにはおすすめの食品とも言えます。
では具体的にきな粉の栄養について解説していきます。
きな粉の栄養
きな粉の栄養と言っても大豆を煎って挽いただけなので、
ほぼ大豆の栄養とも言えます。
植物性の中でも例外的に質の良いたんぱく質をはじめとし、
食物繊維や各種ビタミン・ミネラルに加え、大豆独自のサポニンやポリフェノールなどです。
きな粉の特筆すべき栄養素を挙げると以下の通り。
- たんぱく質: 三大栄養素の一つ。体の大部分を構成する成分で、全身の美容や健康、筋肉に関わる栄養素。植物由来のたんぱく質は「肉」や「卵」などの動物性たんぱく質とは異なりヘルシーでコレステロールを抑制する作用がある。
- 食物繊維: 便秘改善やコレステロールの排出、血糖値の抑制などの働きがある。
- ビタミン・ミネラル:ビタミンB群、葉酸、カリウム、鉄、亜鉛など重要な栄養素を幅広く補給できる。
- 大豆サポニン:血糖値上昇を抑制、鎮咳、溶血、コレステロール濃度抑制などの作用などが見込める。
- レシチン:コレステロールを抑制する作用がある。卵にも含まれる成分であり、健常者がコレステロールが多い卵を多量に食べてもコレステロール値に異常がない要因の一つとしてレシチンの存在が挙げられる(詳細はこちら)。
- ポリフェノール(大豆イソフラボン):女性ホルモンと似た作用をするため、女性ホルモン低下に関わる症状(骨粗鬆症、乳がん、更年期障害、動脈硬化、不眠など)を予防する効果が見込める。
ちなみに、この他の大豆食品については以下にまとめています。