油揚げ gのカロリー・栄養
カロリー: {{cal}}Kcal
他の豆類・大豆食品のカロリー・栄養についてはこちら。
今回は油揚げのカロリーや栄養について解説していきます。
油揚げの栄養成分
油揚げは豆腐を油で揚げた食品です。
豆腐は納豆や豆乳と同様に大豆食品なので健康や美容に良いという印象があると思いますが、
油揚げも大豆食品ならではの栄養素を含みます。
たんぱく質やカルシウム・鉄・亜鉛などの重要なミネラル、
大豆独自のサポニンやポリフェノールなどです。
油揚げの特筆すべき栄養成分については以下の通り。
- たんぱく質: 三大栄養素の一つ。体の大部分を構成する成分で、全身の美容や健康、筋肉に関わる栄養素。植物由来のたんぱく質は「肉」や「卵」などの動物性たんぱく質とは異なりヘルシーでコレステロールを抑制する作用がある。
- ミネラル:カルシウム、鉄、亜鉛など重要な栄養素を幅広く補給できる。
- 大豆サポニン:血糖値上昇を抑制、鎮咳、溶血、コレステロール濃度抑制などの作用などが見込める。
- レシチン:コレステロールを抑制する作用がある。卵にも含まれる成分であり、健常者がコレステロールが多い卵を多量に食べてもコレステロール値に異常がない要因の一つとしてレシチンの存在が挙げられる(詳細はこちら)。
- ポリフェノール(大豆イソフラボン):女性ホルモンと似た作用をするため、女性ホルモン低下に関わる症状(骨粗鬆症、乳がん、更年期障害、動脈硬化、不眠など)を予防する効果が見込める。
油揚げの脂質によるカロリー
油揚げは健康や美容において重要な栄養成分を多く含みます。
しかし、油で揚げた食品ということで高カロリーなのが気になる人は多いでしょう。
大豆自体、脂質をそれなりに含む食品ですからね。
実際に油揚げの栄養成分を見てみると、
その重量の33%が脂質です。
油揚げ1枚(20g)あたりのカロリーは77Kcalですが、
そのうちの60Kcal程は脂質によるものなので、全体の8割が占めます。
重量あたりのカロリーを考えると100gあたり386Kcalなので、
牛肉や豚肉よりも高カロリーな食品と言えるでしょう。
ただし、油揚げのカロリーは『油抜き』をすることで減らすことができます。
それも1分ほどの簡単な手順で30%程カロリーが削減できるのです。
その方法はこちらにまとめています。
カロリーダウンの他にも味を染み込みやすくするメリットもあるので、
是非油揚げの調理の際にはご活用下さい。
ちなみに、油揚げの賞味期限や保存方法についてはこちら。
https://yase.tech/9602.html