善玉(LDL)・悪玉(HDL)コレステロールとは?高い時の症状・病気

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コレステロール・善玉コレステロール(HDL)・悪玉コレステロール(LDL)これらは一体何なのか?

ただ漠然と「コレステロールが健康に良くない」という事しか知らないのではないでしょうか?

今回、これらコレステロール・HDL・LDLとは一体何なのか、もしこれらが高かったらどんな症状や病気が引き起こされるのかなどを説明していきます。

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この記事は、以下の順番で説明していきます。

  1. まえがき
  2. コレステロールの概要?
  3. コレステロールは何が原因で増減するのか?
  4. コレステロール値が高いとどうなるのか?
  5. 『悪玉コレステロール(LDL)』『善玉コレステロール(HDL)』とは?
  6. まとめ

リンクをクリックすると読み飛ばせて、好きな所から読めるのでご活用下さい。

まえがき

『コレステロール』という言葉を知らない人は滅多にいません。

ところが、
「コレステロールとは一体何なのか?」
これを聞かれても簡単な説明すらもできない人が大半です。

恐らく、

  • コレステロールが低い健康的
  • コレステロールが高い不健康

くらいの認識ではありませんか?

ざっくりとでいいので、
「コレステロールとは何なのか?」
その概要について知りましょう。

コレステロールとは?

コレステロールは脂肪(脂質)の一種です。

一般的に「脂肪」と聞くと、
お腹にある摘むことのできる肉、いわゆる“贅肉”を思い浮かべると思います。

脂肪

あれは“中性脂肪”です。

中性脂肪は、エネルギーを蓄えたり、
体温を保ったり、衝撃に対するクッションの役目などとして役立ちます。

体内にはこのような脂肪が4種類存在し、
それぞれ生命の維持に欠かせません。

“中性脂肪”“コレステロール”はそれぞれ、
4種類の脂肪のうちの一つです。

ちなみに他2つは、
“リン脂質”、“遊離脂肪酸”と言います。

また、コレステロールの役割としては以下のものがあります。

  • 細胞を覆う細胞膜を構成
  • 食事の消化を担う胆汁酸の成分となる
  • ホルモンの材料となる
  • 脂溶性ビタミンの代謝

これらは人が生活をおくる上で無くてはならないものです。

では、私達はこの“コレステロール”をどのように補給しているのか、
すなわち、
コレステロールの増減は何が原因となっているのでしょうか?

コレステロール値を上げる原因

コレステロールの増減は以下の2つが関係しています。

  • 食事による摂取
  • 肝臓による生産

食事による摂取

食事

ご存知だと思いますが、コレステロールは食事によって摂取します。

コレステロールは人間に限らず全ての動物が保有しているため、
“動物性の食品”に多く含まれており、また、植物油にも多いです。

一般的に以下の食品に多く含まれます。

  • 魚介類

※魚は種類によってはコレステロール値を下げる“不飽和脂肪酸”が多く含まれているが、コレステロールは多い

肝臓による生産

肝臓

私達は食事以外にも、肝臓でコレステロールを生産しており、
一般的に肝臓で生産される量“約7割”、食事からの量“約3割”です。

そして、人間は体内のコレステロールを一定に保つ性質があります。

食事から摂取しなくても、ある程度肝臓で補うことができ
食事から摂取しすぎても、ある程度肝臓の生産を抑えることが出来るのです。

■補足~生体を一定に保つ働き、ホメオスタシス~

コレステロールを一定に保つのは“ホメオスタシス(恒常性)”という機能で、他にも体温を保ったり、体内のウイルスを除去したり、生命の維持には欠かせない機能です。

また以前、『ダイエットのリバウンド』もこの“ホメオスタシス”が原因であるとして紹介しましたね。

興味があればこちらも御覧ください。リバウンドの原因

体内のコレステロール値は肝臓である程度調整できますが、
遺伝的に調整が難しい体質であったり食事から摂取し過ぎるなどの原因で、
コレステロール値は必要以上に高くなります。

では、コレステロール値が高いとどんな悪い事があるのでしょうか?

コレステロール値が高いとどんな症状が現れるのか?

    コレステロールは血管を通って全身に運搬され、
    全身の細胞膜やホルモンを合成するのに使われます。

    しかし、コレステロールが多すぎると正常に血管を通らず、
    血管壁に堆積してしまい、血管の血液が通るスペースが狭くなってしまうのです。

    このような現象を『動脈硬化症』と言い、
    血液が血管を正常に流れないため、あらゆる症状を引き起こすことになってしまいます。

    動脈硬化症による症状

    動脈硬化

    動脈硬化による症状は以下のものが代表的です。

    • 血液を送り出すための心臓の負担増→心肥大、心不全、高血圧
    • 血液がうまく流れないため、各臓器の機能悪化→心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、腎硬化症、閉塞性動脈硬化症
    • 血管が破れやすい→脳出血、クモ膜下出血

    動脈硬化は『サイレント・キラー』

    日本人の死因は以下のようになっています。

    • 1位:がん
    • 2位:心疾患
    • 3位:肺炎
    • 4位:脳血管疾患

    ※最近までは3位が脳血管疾患でした。

    2位と4位が“動脈硬化”が大きな原因である病気です。

    そして、何より動脈硬化が怖いのは、
    自覚症状が少ないため「気付きにくい」というところにあります。

    気付きにくい

    知らず知らずのうちに病状が進行していき、
    気付いた時にはもう遅くなっている…ということが多いのです。

    ちなみに、
    そのように気付かぬうちに症状が悪化していく病気を「サイレント・キラー」と呼びます。

    ここでの話を整理すると、

    • コレステロールは動脈硬化の原因になる
    • 動脈硬化は高い死因の割合を占める怖い病気の原因となる
    • 病状の進行は気付きにくい

    ということです。

    つまり、コレステロールが高くなると、
    病状が気付かぬうちに進行していく危険な病気になるリスクが上がるということですね。

    さて、今まで単純にコレステロールが高い・低いという議論でしたが、
    実際にはもう少し複雑です。

    動脈硬化やコレステロールについてきちんと理解するためには、
    『悪玉コレステロール(LDL)』『善玉コレステロール(HDL)』の説明をしなければなりません。

    『悪玉コレステロール(LDL)』『善玉コレステロール(HDL)』とは?

    『悪玉コレステロール(LDL)』と『善玉コレステロール(HDL)』についても、
    普段良く聞く言葉だと思います。

    要は、
    「悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やせばいい」
    大雑把に説明するとこうなりますが、もう少しきちんと理解してスッキリさせましょう。

    まず、それそれはどんな物質でしょうか?

    端的に説明すると以下のとおり。

    ■悪玉コレステロール(LDL:Low Density Lipoprotein)→低比重リポ蛋白
    コレステロールを取り込んだリポ蛋白。肝臓から各細胞へとコレステロールを運搬する。これが増えすぎると血管を詰まらせ、動脈硬化になってしまう。

    ■善玉コレステロール(HDL:High Density Lipoprotein)→高比重リポ蛋白
    コレステロールを取り込んだリポ蛋白。血管に付着した余分なコレステロールを回収して肝臓へと戻す。

    コレステロールには種類はなく、
    『善玉』『悪玉』の違いは、“コレステロールを取り込んだリポ蛋白”が、
    どこに向かっているのか、どういう挙動をしているのかで決まります。

    動脈硬化を防ぐには、コレステロールを抑える以外にも、
    「“HDL”を増やす」ということが大事なのです。

    まとめ

    以上、コレステロール・悪玉コレステロール(LDL)・善玉コレステロール(HDL)の概要、
    または、コレステロールによって引き起こされる病気についてでした。

    最後にまとめです。

    ■コレステロールとは?
    脂肪の一種

    ■コレステロールの役割
    細胞膜の維持、食物の消化を担う“胆汁酸の生産”促進、ホルモンの材料、脂溶性ビタミンの代謝

    ■コレステロールの増減の要因
    食事3割、肝臓の生成7割。ただし、食事の量に合わせて生産される量が調整される。

    ■コレステロール値が高くなるとどうなる?
    あらゆる病気の原因となる動脈硬化

    ■LDL(悪玉)・HDL(善玉)コレステロールとは?
    リポ蛋白によって細胞に運搬されている状態:LDL
    リポ蛋白によって回収されて肝臓に運搬されている状態:HDL

    ■動脈硬化を予防するには?
    コレステロールを抑えたり、善玉コレステロール(HDL)を増やす

    今回は主にコレステロールの概要について知ってもらうための記事でした。

    次回、自宅で行うコレステロール値の検査について記事にします。

    病院に行く時間がない、行くのが面倒くさいという人でも、
    自宅で簡単に血液検査が出来るキットがあります。

    是非ご覧ください。
    血液検査キットを使い自宅でコレステロールや中性脂肪を検査
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